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黒川温泉に、どの地域からお客様が来ているのか
濃い緑に覆われる夏の温泉街。
Au Kurokawaのある黒川温泉街は、熊本市内よりも5〜10度ほど気温が低く、夏でも比較的過ごしやすいところなんです本当は。しかし今年は例年になく暑かった。自宅のクーラーもよく稼働しました。。
8月のお盆や夏祭りを終えまして、暦の上では”処暑”を迎えました。
秋がやってきて夏の暑さがおさまる頃と言われていますから、季節の移り変わりに期待しています。
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黒川温泉の観光入込客数
夏休みにはたくさんのお客様にお越しいただきました。標高700mなので避暑地として足を運ばれた方も多かったのではないでしょうか。
夏の季節はもちろんのこと、年間を通じてみてみますと、黒川温泉には国内や世界中から数多くのお客様にご訪問いただいています。
肌感覚ではコロナ前から徐々にインバウンドのお客様が増えている印象がありました。今は全体の30%強くらいと想像しているのですが、実際はどうなのでしょう。
コロナ前(2019年)と、コロナ明け(2024年1-3月)の黒川温泉に泊まった宿泊者数のデータをみてみます。
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まず国内に関しては、黒川温泉に最も多く宿泊されているのは福岡県のお客様です。これはコロナ前、後にかかわらず不動の一位。
黒川温泉のある小国郷は、福岡から一番近い「阿蘇」。車で2時間ちょっとですから、福岡の方が気軽に自然や景観を楽しむにはもっとも適したエリアなのだと思います。
次点は、地元熊本ではなくて東京です。3番は大阪、4番手に熊本県が入ります。
関東や関西からのお客様は、九州旅行で数泊するうちの一泊に黒川温泉を選んでいただいているのかもしれません。熊本県内に関しては日帰りのお客様が多いのかなと。
次にインバウンドに関しては、コロナ前と明けてからで少し変化がありました。
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2019年は韓国28%、香港17%、台湾と中国16%という順位でしたが、2024年第4四半期は、韓国と台湾が同率一位の23%、香港20%で中国が10%でした。
台湾の伸びは、台湾を本社におくTSMC半導体企業の熊本進出が大きく影響しているのかもしれません。昨年から熊本と台北を結ぶ直行便も就航していますので、台湾のお客様はまだまだ増えそうな勢いです。
アジア主要4各国を除くと、各国数%ほどということでまだまだ少ない状況にあります。
ちなみに国内と国外の比率ですが、2019年はインバウンドが全体の25%。2024年第4四半期は全体の33%と少しずつ伸びてきていることがわかりました。これからの未来に大きな期待が膨らみます。
Au Kurokawa、Au Pan & Coffeeでは、国内および世界中からお客様をお迎えできるようしっかりと体制を整えていきます。
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