幸せに絶対なってほしい。 そんな言葉聞き飽きた。 そして、私は特別不幸せでもない。 他人の幸せと呼ぶモノに型ハメしないでほしい。 貴方達が思ってるほど絶句してない。 むしろ、楽しんでる。 こんな私を哀れむその表情。 あぁ、見る度に反吐が出そうになるのを我慢して酒を飲む。 分からないでしょう? "人の不幸は蜜の味。" だと、思ってる奴らの表情こそが良きスパイス。
彼女は笑う。 私がおかしいのか、世の中が狂ってるのか。 でも、そうじゃない今に私はいない。
ゆで卵にならなかった半熟温泉卵も炊飯器なのに角煮作らせられてるジャーもフキン代わりにされてるキッチンペーパーも、ちゃんとしてなくても私の役にたってくれてるステキな子だから誰も悪くないし、唯一悪いのは正しい使い方してない私。私をちゃんと使ってくれない世の中が1番悪い。
嬉しい事があるとより一層早く死にたくなる気持ちを何と呼ぶんだろう。
占いって恋愛に似てるよね。 1位だとその日1日ハッピーだし、 12位だとその日1日ブルーになる。 誰かの一言で左右される世の中だけど 意中のあの人の言葉が何よりも刺さる。 結果が知りたくてついつい見てしまう。 興味のないふりしても気になってしまう。 もっともっと視野広げれば 意中の誰かじゃない言葉も 赤の他人の言葉も 全部が全部自分に向けた刃に見える。 根を掘れば全部繋がる事なのに 繋がりを求めるくせに 繋がりを認めず否定に他人のせいにする。 結局依存という名の不思
嘘をつかないのではなく 嘘をつけない。 嘘の本当を知った瞬間の絶望を目の当たりにしたくない。触れたくない。近づきなくない。
彼女は口は悪かった。 棘のある言葉を使うが嫌味に聞こえない。 言葉の怖さを知ってるから あえて。 の、意味をわかって理解できた人間は 何人いるのだろう。
隠し事をしないので どんな辛い事があっても全て笑い話にするから 壮絶な話も面白おかしく聞こえて 次どんな話が聞けるのか楽しみにしてしまう。
死にたい。と、言葉に出さないものの どこか死を望む薄暗い何かを持ち合わせていた。 彼女は、右利きだったがいつも左手を庇う。 夏でも長袖を着る 右手はまくっても左手はまくりあげない。
彼女は裏表のない人間だった。 嘘が嫌いだったが、正しい正解を求めない。 変わった性格の持ち主だった。
彼女は少し周りより変わっていた。 人より不器用な人間だったが それすらも楽しんでるように見えた。
ご遺体発見時、 着衣の乱れはなく争った形跡もなく まるでいつでも死を受け入れられる状態かのように思えた。
20xx年x月x日 年齢不詳の女性の遺体が発見された。
20xx年x月x日 年齢不詳の女性の遺体が発見された。 その遺体があまりにも綺麗すぎて 自殺なのか他殺なのか捜査は混乱した。
つめ、ロングネイル、ネイリスト、恋人、愛人、大好きな人、セックス、殺人、世間、SNS、世論、ご意見番、ニュース、ゴシップ、年の差恋愛、遺産目当て、後妻業、その他。誰かこれで一緒に、本だそう?
ふつふつと思っては消えていく まるで炭酸のよう。 甘ければソーダなのに 今はすべて味のない炭酸。 ふつふつと思っては消える。 言いたいのに、伝えたいのに、 言葉ばかり溢れて消えていく。