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やりたいことを全力でやる

1月18日に都内で開催されたジコリカイサミット2025に参加してきました!

自己理解プログラムの修了生(ステップ8までを終えた受講生も参加可)、コーチ陣、そしてプログラムの創始者である八木仁平さんの集う場です。そこへ行って感じたことを記録しておこうと思います。

その前に軽くイベント内容に触れると、開始から終了までの約4時間のうち3時間を自己理解ワーク会に費やし、最後の1時間に懇親会が催されました。
このうちワーク会は前半・後半に分けられて、前半では改めて自分の「得意なこと」と「大事なこと」を探るワークをします。これは自己理解プログラム受講期間中に参加できるオンラインイベントの「ワーク会」に大変似ているのですが、今回は画面越しでなく同じテーブルに着席した他の参加者と対面で実施します。

これについては受講同期のairiさんが大変素晴らしい記事を書かれているのでこちらに貼らせていただきます。
そう、受講期間中に一度はやってるし、その気になれば自分一人でもまたやれそうなのに、あの会場でワークをしてみれば再び心が震える体験になるんですよね。私としてはその他にも前から持っている確信をさらに深めたり、まだ少し迷いを残しているところに気づけたりもしました。

それからワーク後半でやりたいことをやり切った先で実現するビジョンについて語り合い、それから2025年に達成する目標を発表し合いました。

さて、ここからが本題です。

正直なところ、私個人としてはワーク会を通じて出した答えは基本的にプログラム本編のワークシートやnoteの過去記事(主にこれこれ)に書いた内容と同じで新鮮味はありませんでした。
これ自体は悪いことでなく、受講期間中にしっかり自己理解をして自分の軸を持てていると捉えられますね。

しかし私としてはワーク会よりもむしろイベント開始時とワーク会終了時に登壇された八木仁平さんのスピーチに感銘を受けました。

普段のYouTube動画ではロジカルに自己理解メソッドの一部を紹介したり公開コーチングをしたり、時にはハイテンションで自己理解した先にあるワクワクするような生き方について語ったりしますが、イベントで登壇されるときはかなり違います。
溢れんばかりのパッションを込めはっきりした身振りを交えて情熱的に話すのです。特に強調したいところでは叫ぶほどの勢い。しっかり選ばれた言葉とよく練られた構成で訴えかける姿はもはや舞台俳優のようでした。

「仁平さんは今この瞬間にやりたいことを全力でやっているのだな」

私はそう感じました。今日のこの話にはきっと普段とは段違いの熱量が込められていて、明らかに徹底的な準備と練習を積んでこの場に来ていると思いました。

対して私は自分の「やりたいこと」を見つけてそれに沿ったことをしているつもりでいましたが、全力ではなく"そこそこ"にしかしていませんでした。

やっていることに間違いはない。むしろいい線いってる。実際にしている取り組みを人に話せば、その相手が自己理解プログラムの受講者でもそうでなくても好意的なことを言ってくれる。その時の心地良い感覚は、やりたくないことをしているときにはないから何も間違ってはいないと思う。

しかし何というか、"そこそこ"なんだよな。定格出力の30~40%くらいでしかやってないじゃないか。まだまだ遠慮が残っていて、あるいは仁平さんがロジャー・バニスターの破った「1マイル4分の壁」を例に出して話したように「自分はこの程度」と決め込んで小さくまとまっていないか。

そんなふうに感じました。私の場合は進む方向を間違えてはいなくても、力の込め方が全力ではありませんでした。これでは5年後や10年後、あるいはさらに後になって「あの頃はよくやったな」と思えはしないでしょう。
具体的に何をするかは分からないけれど、私もあの時の仁平さんのようにパッション込めて全力で何かをしてみたいです。これはやりたいことを全力でやっている人の姿をこの目で見なければイメージすらできないことだったと思います。

ワーク会も懇親会も充実していたけれど、私としてはあのスピーチを間近で見られるだけでも行く価値はありました。なので今はあの場にいられたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!

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