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海外渡航とコロナウィルスと田舎暮らし
2020年6月19日(金)、コロナウィルス感染拡大防止のため、自粛を要請されていた都道府県をまたぐ移動が緩和された。
時期に、海外への渡航も、ビジネス目的を中心に緩和され、観光客にも緩和されていくのであろう。
私は海外旅行が好きだ。当然また海外に行ける日を望んでいる。
そんな私の周りには、海外旅行が好きな人、興味がある人が多い。
外出自粛が解除された先日、ある友人からメッセージが来て、「早く海外に行きたい。仕事(遊び)の用事あるけど、飛行機まだ飛んでないみたい」という内容だった。
このコロナウィルスについて、「正しく恐れる」や、「自分の考え方を押し付けない」など色々と考えさせられる部分がある。
私としては、今年(2020年)は海外への渡航は控えようと思っている。
このコロナウィルス流行について、いつまで続くか様々な説があるが、夏は今ぐらいの状態が続き、秋から冬にかけて大波が再来するという予測から、怖がりな私はとても行こうという気持ちにはならない。
一体何を恐れているのか。
・自分が日本で感染すること。
・自分が海外へ持ち込むこと。
・自分が海外で感染すること。
・自分が海外で感染し、海外で治療すること。
・自分が海外で感染を拡大させてしまうこと。
・自分が日本へ持ち込むこと。
・自分が日本で感染を拡大させてしまうこと。
・自分や誰かの大切な人を感染により失ってしまうこと。(感染による死)
・自分や誰かの大切な人を感染により失ってしまうこと。(風評による死)
挙げればきりがない。
コロナウィルスに感染した方が悪いとは言わないが、中には自分自身で行動を自粛するなり、踏みとどまれば、感染をせずに済んだ人もいると思う。大切な家族を死に追い込んでしまった人もいると聞いた。
私は日本という国の田舎の片隅で両親と一緒に住んでいる。
私は30代だが、年上の知り合いも多い。
この街で、自分が感染者になったらすぐに情報は伝わるし、周りに迷惑をかけてしまう不安がすごく大きい。
この地が移住地という人ならば帰る場所はほかにあるかもしれないが、私はこの地がホームタウン。ここがなくなったら帰る場所がない。
海外旅行を心待ちにしている気持ちは分かるし、経済のためにも、旅行会社や航空会社などがお客さんに来てほしいと思っている気持ちもよく分かる。
だから、渡航する方には、先のことをよく想定し、予防対策を万全にしたうえで行っていただきたい。安易な気持ちでは行ってほしくない。
欲をいうならば、このまま第2波が来ずに、このウィルスが消えてくれればよいのだけど。
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