01.THE残業_ボドゲプレイレポート
今回レポートするのは
株式会社カラメルカラム (Twitter)の
【THE 残業】
オススメポイントと、遊んでみた感想を載せていきたいと思います。
プレイ動画もぜひチェックしてください!
記事担当 (^ω^) なみ
01.ゲーム概要・動画
■ 人数:3〜5人
■ 時間:15分
■ 年齢:10歳以上
ゲームデザイン: 大野真樹、イラスト: シラカワリュウ
02.特徴
■シンプルなルール
ゲームを始めるにあたって覚えるルールは少なめでシンプル。
回ってくるカードの運もあるけれど、戦略性あり。
初めたばかりの時も簡単な戦略を練って「どのカードをいつ出そうか」と考える楽しさもあり。プレイ回数を重ねてカードの種類と枚数を覚えるとより高い戦略を練って「この退勤時間のカードは出てるから、この時間のカードを持っているかも」という予測ができて楽しい。
「さくっと覚えて、わいわい遊べる!」
詳しい説明は動画をご覧ください。
■ スパイスの効いたブラックジョーク
『THE残業』という名の通り。
ゲームに落とし込まれた「働くって大変よね」「残業…………ね」というメッセージ。
仕事(残業)仲間同士ならより盛り上がれること間違いなし。
ゲーム性ともうまくマッチしていてより楽しめました。
■ 魅力的なキャラクターと世界観
あっとわんメンバーはシラカワリュウ氏のイラストと、このゲームの世界観に引き込まれました。「デスく〜ん!」
あっとわんはカードに描かれたキャラクターの虜です。
日夜残業と戦う「デス・クワーカー」くん。
「余計なことを言わないよう口をマフラーでふさがれているのだ!」
無料スマホアプリゲーム『THE 残業 -脱出ゲーム&カードゲーム-』ではより深くこの世界観を堪能することができます。是非チェックしてみてくださいね!
03.オススメポイント
■ 社会人だとより楽しめる
「対象年齢10歳以上」の文言通り、10歳くらいの子供から楽しめるゲームではありますが、よりこのゲームの楽しさを体感できるのはブラックジョークを理解して自分の生活スタイルをゲームに投影できる社会人かもしれません。
■ コミュニケーションツールとして優秀
カードを出すときに交わす「お先に失礼します!」「お疲れ様です…」「………(無言)」のコミュニケーション。その言葉も重要です、という説明書の通り重要だと思いました。
ゲーム上の勝敗の優劣に対して「え〜なんで〜」「よっしゃ〜私の方が有利〜」といった直接的な言い方をしなくてもそんな気持ちを表現出来る。ゲームの世界観を表現しながらもコミュニケーションツールとしての機能をより引き出している要素だと思いました。
現代の会社で多く取り沙汰されている「コミュニケーション」を引き出す要素が「THE残業」には盛り込まれているわけです。深い。
特に現役世代と言われる20~50代の社会人でこのゲームをすると、より交流の促進に一役買う存在として活躍するかもしれませんね。
■ 同じメンバーで何回も遊びたい
「分かりやすい=飽きやすい」というゲームその他活動全般における現象があります。その点、このゲームは分かりやすいけれど飽きない。
【終電ブレイク】
誰かが「終電オワタカード」を場に出すまで、「終電オワタカード」を場に出すことはできません。誰かひとりがやむなく終電を逃してしまうと、その後はなし崩し的に終電後でも残業が可能になってしまうからです。
【ゲームのコツ】
・敗北プレイヤーはライフトークンを失いますが、無条件でストレストークンを1個もらうことができます。高ストレス者を狙いやすいので、退勤時間の遅いカードをあえて溜め込むのも作戦です。
・ただし、「終電オワタカード」など遅めの退勤カードを溜め込みはじめると、思うようにカードを出せずに最終トリックで敗北するリスクも高くなります。
・手札のバランスをとるもよし、リスクをとって遅めの退勤カードを溜め込むのもよし、手札交換からすでに残業をめぐる戦いは始まっているのです。
※「THE残業」Amazon商品紹介欄より引用
カードに書かれた時間の種類を覚えて、相手の手札を読むもよし。相手の性格を考慮してカードを渡すもよし。お隣さんが変われば手札に「来るカード」「渡すカード」も変わるので席替えタイムを設けて何回か遊ぶのも楽しそうでいいですね。合コン用ツールとしても優秀かもしれません。
04.所感
おもしろかったです(^ω^)
冗談はさておき。
ブラックジョークを引き立てつつシュールさを失わない可愛いデザイン性と、コミュニケーションツールとしての有能さに感動しました。
カラメルカラムさんといえば、他にはない秀逸なゲームデザインのゲームがたくさんありますね。『ミューレンソウ』や『ALTER EGO』も注目のゲームです。今後も引き続き要チェックですね。
楽しいゲームありがとうございました。また遊びます。皆さんも遊んでみてね。
P.S.「お疲れ様で〜すww」とふざけるしあ先生の声が蘇ってきて、カードを見るたびに楽しい気分になるなみさんです。
05.リンク
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