【ティール・ビデオ・マラソン】6. EVOLUTIONARY PURPOSE⑪⑫+6章まとめ
【ティール・ビデオ・マラソンwith ホームズビー】に参加しています。
2018年1月に日本語版が発刊された『ティール組織』。
著者のフレデリック・ラルー氏は原書出版後から5年の歳月をかけて131本のビデオシリーズを公開しています。
131本!!( ゚Д゚)!!
見たい!!という瞬間的な欲求を圧倒的に萎えさせる数 (_ _;)。。(笑)
そこで「仲間と一緒にだったら見れるんじゃない?」という発想です!
エンドレスで参加する覚悟をしたのは約2か月前。
週1回、欠かさず動画視聴とコミュニティ参加を続け、ルーティンになりつつあります。始めて見ないと分からない、は一旦クリア。次は続けてみないと分からないこと、を引き続き感じ続けていこうと思います。
※当ブログは、ラルー氏の言葉と、一緒に視聴しディスカッションした参加者の言葉と、私自身の言葉が混在しています。
指標・目標数値は必要か。
手首につけるスマートウオッチで、自分の身体の中身が数値化される。
見えないものがどうであるかを簡単に判断するために、指標や数値は当たり前すぎるほどに身近なもの。
しかし、ラルー氏は問を立てる。
「それは必要か」。
数値目標を掲げる理由はある。
①システムの自己修正のため
体温が高いと分かれば下げる対策。低いと分かれば上げる対策。数字で把握できることで修正改善ができる。
②外部を安心させるため
プロセス、文脈、が見えない外部は、何かしらの判断をするために、指標・数値を見るしかない。逆に言えば、指標・数値以外のものを開示して、それがステークホルダーを説得したり納得させたりするものであれば問題ないのかも。プロセス、文脈、ストーリー、を知ってもらうことなど。
もちろん、指標・数値を評価として絶対的に採用しているステークホルダーの信用を得たい場合は、指標・数値からは逃れられない。
③モチベーションのため
内発的動機により、個人や組織が自主的に立てる数字は、目指すことや達成することでモチベーションが上がる。ただし達成だけに強い執着心を持ってしまうと、本末転倒。
指標・数値は「手段」として管理する必要がある。
何のために? 存在目的から呼ばれる声に耳を澄ませて必要かどうかを問い、手段として有効な数値と考えられるもののみに限る方がよい。
ビジョンという言葉を好まない
ラルー氏は当たり前に使われている「言葉」に、「違和感」を感じる感度が高い。
ビジョンには、昔ながらの「予測とコントロール」を感じると言う。
征服地に旗を立てるような。
人が組織に求めるもの。
だから、呼びかけに耳を傾ける。
「組織が目指すもの(存在目的)は何か」に。
決まっているビジョンはなく、不確かな「今」に身を置いて、どの方向にも歩めるという感覚の中、どちらから声が聞こえるか。
耳を澄ます。
ビジョンという言葉が共通言語として使いやすい側面はある。
ビジョンという言葉に、自分が感じる意味、相手が感じる意味、何が違って何が同じか。そのあたりも感じる力を持てたらいいんだと思う。
Call ービジョンではなく呼びかけに着目してみましょうー
次回から7章です。
ご縁に感謝し、引き続きアウトプット続けます。