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【気まぐれ日記】 夢みがち(リアル)
よく夢を見る話です
昔から眠ればほぼ毎晩夢を見ています。
通勤の電車の中でも、昼寝でも、うたた寝でも夢を見ております。
一番昔の夢の記憶は3歳くらいの時。
家族4人で同じ部屋に布団を敷いて寝ていた頃です。
ちょうど家の近くを消防車が多数通ったのでしょう。
寝室から見える隣の部屋のオレンジ色の常夜灯が炎へ姿を変え、鳴り響くサイレンの中で母が泣きながら私と弟を置いて逃げていく。
まるで本当に炎に包まれそうで。
なのに母に置いていかれてしまう。
そんな悪夢の記憶。
私は大泣きして目が覚めたのですが、それでもまだサイレンの音は聞こえるし、隣の部屋はオレンジ色の灯りに包まれているのが見えるわけです。
うちが燃えてしまう、母が1人で逃げてしまう、何が起きているのか、どうしたらいいのかわからない。
しばらく泣き続けて、多分泣き疲れて寝たんだと思いますが…。
この悪夢の記憶は10代後半頃まで引きずり、旅行へ行っても旅館の場合は常夜灯は絶対消したかったし、夜中の消防車のサイレンの音はずっと恐怖でした。(今は平気)
楽しい夢…明晰夢
こちらは楽しい夢。
特に10代の頃は夢の中で
『これは夢だ!』
と気がつきさえすれば、夢の中で意思を持って行動できたのです。
それが本当に楽しいんです。
空を飛ぶのはよくやりました。
手から謎のビームを出したり、お好み焼きにかけるマヨネーズを出したりしてました。
なんでも叶う夢の中の世界です。
ただ、リアルすぎて疲れるのが難点でした。
あと、見たい時に見られるかと言ったらそうでもなく。
それが明晰夢と呼ばれるものだと知ったのは20代になってからでした。
残念ながら最近はあまり見ません。
夢に出てくる場所
夢によく出てくる街がありました。
知らない街なんですが、夢の中では知っている謎の街です。
一時期は地図が描けるんじゃないかと思うくらい、頻繁にその場所の夢を見ていました。
どこだったんでしょうね。
前世は信じていないけれど、もしあるのなら前世の記憶かもしれません。
アリー404の前兆だったのかもしれません。
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〜夢が題材の作品といえば〜
『夢から醒めた夢』
大好きで大好きで何度も通った劇団四季のミュージカルです。
原作は赤川次郎さんの同名小説です。
霊界に興味のあるピコという女の子の夢のお話。
内容的にはツッコミどころもあるのですが、音楽と歌と演出が私の好みにピッタリでした。
このミュージカルを見たらとても優しい気持ちになれます。
そして、
「みんなが幸せになれたらいいな」
このセリフが一番好き。
劇団四季オリジナルなので時代と共にセリフや曲も変化しているようですが、私が一番見ていたのは2000年〜2010年くらいです。
『人生を生きるには夢が必要だ。
苦しいとき、悲しいときはここへいらっしゃい。
寂しいとき、嬉しいときもぜひ。
劇場は夢を作り出し、人生を映し出す大きな鏡です。』
劇団四季ミュージカル
この夢の配達人の言葉に救われた人は私だけではないと思います。
そしてこの不思議な物語を、観客である私たちは「今夜の夢」として劇場で受け取るのです。
もう、どこからどこまでが誰の夢なのか、全然わかりません。
でも、夢ってそういうものだよね。
そして劇場ってそういう場所だよね。
そう思える素敵なミュージカルです。
…実はこれ、書き始めたのが5月30日で、デカレンジャーのレクイエム・ワールドの話も入れようか迷ってそのままにしていたものです。
まあ、やめときました。
というか、書ききれませんでした。
あの話大好きなんですけど。
なぜ好きな話について書こうとすると書けないんでしょう。
客観的になれなくなっちゃうからでしょうか。
しかしさすがに2ヶ月近く寝かせておくのも……いくら夢の話とはいえ……寝かせすぎでは?
というわけで、多分人より頻繁に夢を見ているかもしれないという話を起こした話でした。
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素敵だなと思う
ではまた( ´ ▽ ` )ノ