フロントブリッジ下での内外旋
肩関節の運動は星の数ほどあれど、何をどの意味で運動をチョイスするかによって意味が変わってきます。今回は肩関節の疼痛は無く、他動運動では可動域が出るのに自動運動だと可動域が出ない方にお勧めの運動です。
フロントブリッジすることで腹圧を高め肩関節に刺激を入力すると、肩関節が安定して内旋と外旋運動を行うことができます。
気を付けるポイントは脊柱と肩甲骨がニュートラルポジションを維持しているかです。
※)立位時の背骨を肩甲骨の位置をそのままフロントブリッジの姿勢で保持するということです。
肩関節は可動域が大きいため、安定して関節運動をしないと周りの組織にストレスを与えてしまい、疼痛の原因を作ってしまいます。
体はとても精密な作りをしていて、運動が上手に行えないとそれをかばった運動をし、結果関節の運動は破綻してしまうのです。そうならないように行うのがコレクティブエクササイズです。皆さんも身体に気になる所があれば痛みに変わる前にコンディショニングしてくださいね。