名作ラジオCM_1263
■サントリーホールディングス/なっちゃん
10歳男子
少女：あんな、ママ、今日な、学校でな、森君がな
「なぁ、なんか聞こえへん？」ってゆってきてな、
何ぃ？って聞いたらな、「・・・ぷぅ〜」やって。
ほんま、しょーもないねん。
今日もな、給食んときな、森君な、
わたしのおかず、勝手にな、
スプーンでな、ぐっちゃぐちゃにまぜてん。
そんでな、先生におこられてん。
森君な、いっつも帰るときな、「みなさん、さようなら」って
おじぎしてな、ランドセルのなかみな、うしろからガッバー！
って、ぜんぶおとすねん、アホやろ。
あんな森君ってな、はなから、わき毛はえてんねんて。
そんでな、わきにはな、はな毛はえてんねんて。
ほんでな、森君な、じゅぎょうちゅうもな、
「先生トイレ！」っていってな、
先生にな、「先生はトイレじゃありません」っていわれとってん。
あんな今日な、クラスの男子がな、森君の好きな人の名前を
発表します！って言ってな、黒板にな、なっちゃん、って書いてん。
そしたらな、森君な、あんなモモンガ好きちゃんわって。
誰がモモンガやねん、なあ？
それでな、あんな、私な
・・・・ちょっと泣いてしもてん。
N：その気持ち、恋かもしれないね。
SE：ゴクゴク
少女：はぁー
N：果汁たっぷりの、みずみずしいおいしさ、なっちゃん