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名作ラジオCM_135

■中外製薬 / グロンサン強力内服液
5時から男

♪:サンサン30代もグロンサン

高田純次:あーっ 5時まで一生懸命 5時まで男
     あーっ 5時から一生懸命 5時から男

SE:カキッ

N:肉体疲労時の栄養補給に、グロンサン強力内服液
♪:〜サンサン30代もグロンサン

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1989年 ACC年鑑 ACC賞

私が4歳〜5歳くらいのときのCMなのですが、なぜかすごく記憶にあります。(主にTVCMですが)

「肉体疲労時」のシュチュエーションって人それぞれあると思うのですが、多くの人が共感できるのは「仕事」での肉体疲労だと思います。

5時まで一生懸命働いて、5時以降も一生懸命遊ぶ。
そんな人が多かった時代なんですかね。今ではそんなインサイトはないのかもしれないです。

高田純次さんが出演しているCMのイメージといえば、「元気で明るい」
これを飲めば元気になれる!というより元気な人が飲んでいるという印象。

ここ数年、この手のCMの印象では、ネガティヴな印象を与えて訴求している感じがあります。

こんなことないですか?こんなときにはこの商品ですよ。

「時代」なのかな〜。いわゆる「バブル」を知らないので(幼かったので)その空気感はわからないのですが。。

そもそも今だったら「5時」と言えば絶賛「仕事中」ですよね。
働き方改革などという言葉が生まれる前の「5時」なんて、「さぁこれから!」という意識だった。

時代が変われば広告も変わる。当たり前のことを当たり前に実感したCMでした。


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