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名作ラジオCM_568
■ベネッセコーポレーション/ベネデュケーションRCM
最後の授業
M:〜(ピアノ)
SE:(生徒たちのすすり泣きの声)
先生:えー、最後に、みんなに話したいことがあります、それは
SE:(鶴岡、教壇にのぼり、チョークで黒板に書きながら)ダンダンダン、カン、カカン、カンカンカン・・・・・
先生:ベネッセ、よく生きるって意味ですね。プラス、エデュケーションは、ベネデュケーション
女子生徒A:(泣きながら)ベネデュケーション?
先生:よく生きるための学びということです。
最近、僕はずっとこのことについて考えています。僕は、まぁ、人間をやって40年、教師になってから20年なんですが・・・得てきた知識というのは、単なる記憶の継承に過ぎない。人が生きるための知恵というところにはたぶん達してないと思うんですねぇ・・・・
えー、最近よく思うんですけども、やっぱり、こう自分がまぁ、学んできたことは、なんだったのかなっていう疑問があるんですねぇ
だから、僕にこそ、そういうベネデュケーションという視点が必要なはずなんですねー
女子生徒A:鶴岡先生っ!辞めないでください
一同:鶴岡先生!
SE:(生徒が教壇にかけよる音)
先生:(遠くを見る気分で)先生・・・そうですね
先に生まれると書いて、先生、ま、単に先生というのは、何というかなぁ、
ちょっと早く生まれただけだと思うんですね、だからむしろ先輩っていうか、
そういうニュアンスの方が妥当だと思うんですね
女生徒A:(かわいく甘えるような感じで)鶴岡先輩?
女生徒B:鶴岡先輩
女生徒C:鶴岡先輩
一同:鶴岡先輩!
先生:むふー、先輩って言ってもちょっとねー
まあ、先輩ですねえ・・・えー、照れちゃいますねぇ・・・
まあ、先生辞めるの、やめようかなって、ことになりますねえ・・・
はっはっはっは・・・はっはっは・・・はっはっはっ・・・
N:よく生きるための学び
ベネデュケーションはじめます
女生徒A:鶴岡先生・・・・
SL:ベネッセ!
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ACC CM年鑑 2003 ラジオCM ACC賞