名作ラジオCM_721

■松下電器産業/パナソニック虹彩認証システム
オフィス

SE：コンコン（ドアノック）

部下：ハイ、開発部です。

上司：西村だ、開けてくれないか

SE：ガチャガチュ（ドアノブをまわす）

部下：西村課長、IDカードお持ちじゃないんですか

上司：ついうっかり、忘れてしまってね

部下：あなた、ホントに西村課長ですか？

上司：おいおい、声を聞けばわかるだろ

部下：しかし、ちゃんと確認せずに軽々しく　部外者を入れてはならないと・・・

上司：その指示を出したのが私じゃないか

部下：じゃあ、ホントの西村課長って証明してください

上司：証明？

部下：僕の質問に答えてください。ゆうべ、なにしてました？

上司：得意先接待だよ

部下：ちがいます。ホントの西村課長は総務の佐藤さんたちと麻雀いってコテンパンにやられてたはずですよ

上司：あいつ、余計なことを（部下に聞こえないように）
あ〜いや、すまん、先方から急にことわりの連絡があってね・・・

部下：あやしいですね

上司：何を言ってるんだ、違う質問にしろ

部下：じゃぁ第２問、当部の部長は

上司：小林部長にきまってるじゃないか


部下：ブー、本物の西村課長なら、部長のことをハゲブーって呼びますよ

上司：それはアダ名だ。小林部長で間違いないだろ

部下：めったに名字では呼びませんけどね

上司：あ〜わかった、ハゲブー。いいだろ？

部下：普段はもっと怒りがこもってますけどね

上司：廊下で言えるか！他のにしてくれ

部下：まあいいでしょう。じゃ、第３問、ちかちか結婚なさるとか。

上司：バカ言うな、私は既婚だぞ

部下：とうとうシッポを出しましたね？本物の西村課長は
奥さんと別れて、受付の京子ちゃんと結婚するって、
彼女よろこんでましたよ

上司：い、いや、それは言葉のアヤというか。

部下：では、彼女とは遊びだと。

上司：ウッ、その・・・か、彼女も大切だが、か、家族も大事だ。

部下：仕事は二の次と。じゃぁ、第４問

上司：まだあるのか

M：〜

N：松下電器はIDカードがなくても正確に人を特定する
新しいセキュリティシステム、虹彩認証システムを開発しました。
1人1人違う瞳の模様で、本人かどうかを高い精度で簡単に
判断する次世代のセキュリティシステムです

部下：じゃあ、第126問

上司：カンベンしてくれよ〜

SL：Panasonic

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 ACC CM 年鑑 2005年　ACC ラジオCM ファイナリスト

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