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前負荷と後負荷 疾患の復習〜心不全〜

前負荷

体液量や循環血漿量増加などにより、心臓に戻ってくる血液量(静脈環流量)が増加すると、前負荷が増大します。
前負荷が増大すると心拍出量が増大し、心臓に負荷がかかります。

前負荷


後負荷

動脈硬化などにより抹消血管抵抗が拡大すると、後負荷が増大します。

後負荷

前負荷の増大が慢性化すると・・心臓が拡大し(心拡大)、十分に収縮できなくなり、心拍出量が低下します。

後負荷の増大が慢性化すると・・ 心臓が肥大し(心肥大)、十分に拡張できなくなり、心拍出量が低下します。

参考文献


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