見出し画像

常識が変わるとビジネスチャンス

どーもビジネス仕掛人の近藤義雄です。
私は常識人かというと非常識なことも受け入れやすい非凡な人間と思います。
非凡というと、聞こえは良さそうですが、良くも悪くも非凡と言えるのではないかと。
そんな私のビジネスプロフィールはこちらです。


どの業界にもその業界の常識や慣習がある

思えば30年で様々な業界に縁をして、業界のことを垣間見て勉強させてもらいました。

農業では農事組合法人の立ち上げ

農事組合法人法ができてすぐに立ち上げを1年手伝い、1年間で億超え企業になりました。
もちろん私だけの力ではないですよ。
私は創業時のスタッフですが、そこそこの役割を担えたと思います。

農事組合法人とは当時でいう有限会社、今でいう合同会社の農業版と言える位置付け。1件の農家さん(※当時はこの表現ではなく生産者さんと言えと言われたが、ここでは侮蔑ではなく尊敬を込めて使っています)では扱いきれない量を流通が求めるのに対して、小規模の組合法人で対応できるようになった法律です。

背景として農家さんはトラクターなど共同購入・共同所有して使うか所有者から借りて作業を行うことがあり、その分貸した人の畑お手伝いもするといった協業が多かったので、法律・税務面などの合理化できることで
「協業を図り共同の利益を増進」する目的で法律が作られました。

農業を始めるにはお金がかかるので、法人化によって資金調達もしやすくなったメリットは見逃せません。

ご近所付き合いが多く、比較的閉鎖的な村社会を形成することが多い農産業において、緩やかですが新しい風になったと今更ながら感じます。
株式会社で農業参入ができない時代でした。
しかし2003年以降には株式会社参入可能な法整備が進み2010年頃から活発になりました。

金融業2社の代表

個人向け融資、法人向け融資と役割が違う事業を行い、金融ビックバンと言われた2000年前後に経営していました。この時、業界の常識が崩れ新しいサービスがどんどん生まれた、枠組みが大きく変わっていく変革を経験しました。
特に、出資法改正によりこれまでのやり方では収益悪化となるので、撤退することにしました。

金融に関わる上で心構えを作ったのは20歳前後に仕事としてご縁した
裁判所の強制執行に関わる「立ち合い」「執行の委託業者」として働いたことです。
強制執行を受けたその後人生がどうなるのか幾人もの顛末を見てきました。
人生に降りかかる災難をどう回避するのか若い時から考えさせられたものです。

通信業-携帯電話販売

昨今では2015年から格安SIMが始まって、4G(4世代)から5Gに移る際に3G(いわゆるガラケー)がなくなることで、買い替え需要が生まれました。当時2兆円規模の産業でしたので、大きなチャンスになった方も居たと思います。

さらに、それ以前の1990年代の携帯電話の自由化ではレンタル方式のみから買い取り方式が導入され、途轍もなく大きなチャンスでした。
当時、取次4次店の私はアルバイトの傍ら100台を簡単に受注しました。
それまでレンタルが常識だったものが買い取りで自身のものになると常識が覆った瞬間でした。

平成の大産業として携帯電話というインフラを販売していた時期です。
その後、2000年初頭にドコモがi-modeを開始し、携帯電話でメールができる、サイトが閲覧できるようになり即時コミュニケーションができるサービスのSNSが飛躍的に伸びる土台ができたのは言うまでもないことでしょう。

まだまだ語り尽くせないのですが、市場の大きな変化を垣間見たことは何度もあります。

風の時代

これまでの何度か取り上げてきた題材です。
風の時代初頭は「コミュニケーション」によるビジネスが発達する時代と私は位置付けています。

コミュニティー形成がアフターコロナになって、あちらこちらで見られ、加速しています。
今後、200名くらいまでの程よいサイズのコミュニティーが乱立していくと予想しています。
200名以上になると、コミュニティーの維持のためにスキルが必要になります。
「コミュニティー運営」スキルを提供する事業者も出てきましたので、
これからもっと伸びていくことでしょう。

人口統計からわかる

2030年、どうなっていると思いますか?

引用:パーソル総合研究所HPより

私のnoteでは幾度となく取り上げていますが、労働人口が不足するのは純然たる事実です。

先が読める変化なので、2015年から私のビジネス基軸を人材教育にシフトしました。

現状、小規模事業者向けの集客や成約に至るプロセス管理、コンサルティングサービスを行っています。
3年以内には数百名の集客スペシャリストを育成する予定です。

今年1月から始めたサービスですが、受講生が素晴らしい結果を残してくれています。

会社員として勤務し、就業時間外で
1ヶ月で48名100アポイント(2回以上のアポイント)を行い
商談移行33件
成約20件
を叩き出しています。

これも、時代の変化に則した需要変化を捉えたものです。
労働人口が少ないからこそ、集客を専門とする事業が生まれます。
集客をせずに紹介だけ受けられるのであれば、成約まで至る営業プロセスを大きく短縮させることができますね。
人が足りないからこそ効率化を極めるビジネス、業態が持てはやされる時代になると見ています。

メイクは大人だけのものではなくなる

私がフォローしている池さんの記事に気になるものがありました。
なんと、キッズメイクなるものが増加傾向にあるとのこと。

子供にメイクをする!?と聞くと滑稽なことに感じるかもしれませんが
今後は普通のことになりそうです。

子供もメイクをすることが常識になる時代に入ったのでしょう。
私のビジネス人生30余年においても、非常識が常識に変わり、常識になりつつある時に大きなビジネスチャンスが到来していました。

きっとキッズメイクも大きなビジネスに育つのではないかと直感に訴えかけられた記事でした。

市場を推し量る

少し古い統計ですが、概ね毎年の中学生の増減グラフです。

2023年には中学生の人口が317万7000人(文部科学省学校基本調査より)です。
昨今は毎年100万人前後が中学生になるペースです。
うち半数が女子とみた場合、1学年に50万人がいます。

キッズメイクはいつから始めるとは決まっていませんが、今後市場開拓がされることで、毎年50万人の見込客が増える市場となります。

ビジネスとして考慮するのであれば、市場全体像は掴んでおきたいので、統計を元に市場を推し量ってみました。