恋のヴェネチア狂騒曲 #119
7/20に新国立劇場にて「恋のヴェネチア狂騒曲」を観劇してきました。
まず、僕のような階級の人間が行くには場違いな程の綺麗な劇場でした(笑)
僕はSS席を当てて、かつ4列目の真ん中付近という好ポジションでした。エアウィーヴの座布団的なのも席についてましたが、前半は腰用と勘違いして使用していました()
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000031777.html
これですね。
さてさて舞台の方は喜劇だったのですが、なんせ役者さんの色というものが強いので、それが面白さをプラスしていた面がかなり大きいと思います。ムロさん、賀来さんは「今日から俺は!」、野間口さんは「あなたの番です」のクソ兄役で記憶に新しいでしょうから、このブログを見るであろうヲタクも知っていることでしょう。
ムロさん演じるトゥルファルディーノが料理をつまみ食いするシーンは山場でした(笑)賀来さんは三橋ばりにたくさんカッコつけてましたね、フォゲットザピザはパワーワードです。
メイドのズメラルディーナ役の池谷のぶえさんの演技が個人的にはツボでした(笑)
喜劇であり純愛の物語でもあるので、カップルの演技はキーになる訳ですが、賀来さん演じるシルヴィオと若月さん演じるクラリーチェのカップルは良かったですね。自分のセリフじゃない時の演技というか、ヒソヒソやる感じが良かったです。そしてクラリーチェがとんでもなく可愛い。パンフレットを買った方は分かるかもしれませんが、23Pから始まる稽古場レポートの写真が非常に良いのです。個人的には25P左上が好きですね。
古典喜劇を福田さんが手がけるということでどうなるかと思っていましたが、作品を過度に崩すことなく、でも沢山笑えるものであったなと思います。