Mリーグ 残された者達
Mリーグ2023-24シーズンにおいてセガサミーフェニックスの契約更新により、魚谷侑未プロと東城りおプロの退団に対する各ファンからのSNSのポストやnoteが多く上がった。
こちらの記事を最後までお読み頂いた方々には感謝申し上げます。
自分の拙い意見をお読み頂き誠に有難うございました。
相変わらずですが、お読み頂いた数に対する『いいね』の少なさが自分のnoteに対する人望の無さを露呈して少し悲しいです。
さて、上記noteに追記しようと思ったことをこちらに展開させて頂きます。
今のトレンドは、魚谷プロと東城プロに同情する声やそのような記事や声が多いです。それは当然でしょう。逆に、茅森早香プロと醍醐大プロへのファンはまるで自粛しなければいけない雰囲気さえ醸し出しています。
そこで、敢えて私からこのnoteを書かせて頂きたい。
プロジェクトが炎上して落ち着かない時期は、残る者が負担と責任が大きいです。
セガサミーフェニックスは、来期の選手入れ替えのレギュレーションの1年間を待てなかった程、ステークスホルダーの怒りをかったのかも知れません。それは、何かは分かりません。
ここでのステークスホルダーとは、チームオーナ企業であるセガサミーホールディングス株式会社の役員であったり、セガサミーホールディングスの株主を意味します。現場の社員や現場の部課長クラス、そして監督の近藤誠一プロでも有りません。
このような状態は、少し炎上状態を意味します。
予算を出して頂いているオーナー様、チームのスポンサー企業に対してチームの運営者達と監督、選手はチームのファン以外にもその方々を満足・納得させて、Mリーグにおけるセガサミーフェニックスプロジェクトは成功を意味します。
残された茅森早香プロと醍醐大プロは、来期1年間非常に重い責任と結果を求められます。新しく入団するプロ2名は、どんなに強くてもどんなに成長株であろうともどんなに人気がでようとも、新セガサミーフェニックスとして最低でもセミファイナル進出~ファイナル進出を求められます。
そして、来期新チームになってセミファイナル進出を逃したら、間違いなく茅森早香プロと醍醐大プロは1年後に責任を取らされ、入れ替え候補となるでしょう。
魚谷プロ、東城プロはまだ良い方です。
連盟系のチームである雷電、BEASTが選手入れ替えのレギュレーションにリーチが掛かり、もし雷電とBEASTがその要件に該当した場合には真っ先に他のプロ以上に魚谷プロと東城プロは名前が挙がります。
無論、BEASTのように新チームが出現した折にも、候補者にあがるでしょう。
逆に、茅森プロと醍醐プロは既に崖っぷちです。
もし、新セガサミーフェニックスを上位~中位に上げる仕事をできずに、チームから三行半を突き付けられた場合には、恐らくMリーグにはもう戻れないだろう。
何を伝えたいかといえば、現在絶賛炎上中のフェニックスにおける茅森プロと醍醐プロは、チームがここ2年間選手入れ替えのレギュレーションが無くても、2人は選手入れ替えのレギュレーションが掛かっているのと同義なのです。
セガサミーフェニックスが今回の選手入れ替えで落ち着けば御の字です。でも、結果を伴わない場合には茅森プロと醍醐プロは、1年限定の引継要員となる可能性も大いにある訳です。
選手全員が入れ替わっても、チームが残ってくれればそれで良いです。
セガサミーフェニックスのステークスホルダー達を納得できる成長・納得させる結果を示さずにダラダラしていたら、ブチ切れてMリーグ撤退される事が一番最悪であり、麻雀業界にとって一番悲しい事です。
そのような事にならないためにも、茅森プロと醍醐プロはMリーグ新人1年生を2名抱えて結果を出さなくてはなりません。
炎上案件に残された人員は本当に大変です。
言いたい事はただ一つ、プロジェクト炎上状態から平穏状態に上げる者、そして平穏状態からファン、選手、監督、スポンサー企業、オーナー企業、ステークスホルダー全員が笑顔になるアゲアゲ状態に上げる道のりは本当に険しくて大変です。
残された者達の異常なプレッシャーは尋常ではないでしょう。
過去の六年間と比べものにならない位の1年間となるでしょう。
だからこそ、卒業された者へ最大の賛辞を贈ると共に、残された者達への最大の敬意を払う事こそが、真のセガサミーフェニックスファンだろう。
結論としては、来年1年間は茅森プロと醍醐プロが背水の陣で、毎試合毎試合、顔は笑顔でも心は鬼人で命ある打牌をMリーグファンそしてセガサミーフェニックスファンに届けてくれるだろう。
来期、鬼人と化し放銃を恐れずに茅森プロと醍醐プロが戦い続ける試合が多く視聴できると思うと今からワクワクしてきます。
卒業した者と残された者が別れたようにみえてしまうが、元々は1つだったのだから、卒業した者を応援する者も残された者を応援する者も来年1年間どのようになるか見届けようではないか。
それが、卒業した者と残された者への最大の敬意かも知れない。
PS:近藤監督が気を遣い過ぎてぶっ倒れる事が一番心配です。