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麻雀と食事

「ズルズル、ズルズル」 カップラーメン食ってんのか?

30分後

「ズルズル、ズルズル」 え!?  2人目のメンバーもカップラーメン食ってんのか?

更に30分後

「ズルズル、ズルズル」 3人目のメンバーもカップラーメン!!
カップラーメンの3combo。

オイオイ。この店はどないなってんじゃ。経営者呼んで来い、俺が説教してやるから。

オンレの忙しい店ではメンバー達が交代で食事休憩を取ると思うが、店内でズルズルとカップラーメンを食いだした光景に立ち会った瞬間には、その店のレベルの低さとそんなレベルの低い店に足を運ぶ自分に嫌気がさしてくる。

そもそも、カップラーメンは学生さんが食べる食べ物であったり、保存が利く非常食の意味合いが強い。最近のカップラーメンは色々な種類があり、味も美味しいが添加物が豊富に含まれており、身体に最高に悪い。

月に1回たまに食べる程度であれば、全然大丈夫なカップラーメンだが、毎回のランチにカップラーメンを食えば何かしらの体調不良を誘発し易く、気持ちも陰気な方向になるのは必然であり、最悪のケースには成人病の何れかを患い代償が高くつくケースも考えられる。

1.忙しいを言い訳にする

カップラーメンを食べてしまうメンバーの言い訳のほとんどが、

・忙しい
・温かい食べ物が欲しい
・金が勿体ない

ハッ?  だから麻雀弱いんだよ。

メンバーが全て悪い訳ではない。気が利く雀荘では従業員の福利厚生と健康を考えて手作りの賄いを出す店舗も都内に幾つか存在する。
メンバーが3人以上出勤して、交代で1時間の休憩を取れないだらしなさ
仕事のできないメンバーが複数名揃うとこれだ。
経営者もそのような待遇を強制している分けではない。
実は、このようなカップラーメンの3combo以上のストⅤ顔負けの連続コンボを出してしまう店の従業員には理由が存在する。

店内の鴨ネギが逃げない内に狩りをしたい。

即ち、オンレの雀荘メンバーというのは卓に入って毎回プラスになる訳ではない。負けるときもあれば勝つときもある。優秀なメンバーであれば月平均で必ずプラスに持っていけるが、弱いメンバーだと強い客に逆に狩られてマイナス収支になっている事がある。

若しくは、収支がマイナスでなくても少しでも多く稼ぎたいから食事の時間を削ってでも卓についてしまう。

それぞれ、生活が懸かっているから、繁盛している時に鴨ネギ客大勢来店する時に、他の客に狩られる前にハンティングをしたいだけなのだ。

接客や掃除、準備に忙しいのではなく鴨葱刈りに忙しいだけなのだ。
そのようなお店程、店や卓や牌が汚かったり、一番大切なゲーム代の回収速度が異常に遅かったり、ドリンクオーダーの反応が遅かったり、ホールに立って全体を見回して客のオーダーに応える準備をするのが出来ていなかったり。

そのような店の多くは、真の管理者が不在な所に原因が起因している。そして、客が比較的少なくメンバーが同卓する必要性が無いにも関わらず、お金に飢えたメンバーは、店舗維持に必要な主たる仕事を放棄してハンティングばかりに頭が一杯になる。

そのような店は、何れ潰れる。

そりゃそうだ、メンバーが優しい対応の裏には、ヨダレを垂らした飢えたハイエナのように顧客を視ていたら、流石に鈍感な鴨葱でも、自分は鴨葱になりたくないと気が付いて、来店数が激減したりいつのまにか来客しなくなる。

メンバーが3~4人いる店は、無理に同卓する必要性は全く無いと思う。極端な話、店を綺麗に掃除して、毎回牌を磨いている様子が感じ取れたら客は良識のある良い店だと感じる。

何が言いたいか?
毎食、カップラーメンを食べるのを変えなさい。
多くのお店の近くには、コンビニ、ハンバーガーショップ、牛丼屋、定食屋などの良心的な飲食店がある。ちょっと歩けば寿司ランチでも食べられる場所もある。僅か1食500~700円をケチって、身体の悪いものを食べてしまうから精神的にも貧しくなっていく。

麻雀を強くしたい。金を稼ぎたい。そう思ったらカップラーメン食うのを辞めてキチンとした食事を取る事から始めるんだよ。
食費を浮かすんだったら100歩譲って、家でお米を炊いてオニギリを作ったり、のり弁や弁当を持参してくれば良い。

2.軟禁された仕事

私がここ10年で一番やばかった仕事が、軟禁された仕事である。
日経新聞にも掲載される程の国家プロジェクトの一員に10年前の私が、下請けのエンジニアとして部下数名を抱えて従事した事が有る。

その仕事は、最初の1ヶ月は朝9時出社の夜は22:00まで帰宅だったが、1ヶ月を過ぎたあたりから徹夜を強制されるようになった地獄の案件があった。
メーカーを跨いで全1000人規模 の人達が全員家にも帰れず、晩飯時間を取れずにシャワーも浴びれず、下着も変更できなかった。

そして、申し訳無さそうに一次請けの部長さんが近くのスーパーで晩飯に段ボール一杯のカップ面を差し入れに持ってきた。
私は態と聴こえるように仲間とこう語った。
「こんな身体の悪いもん買ってくるかね~俺達殺す気かなw」
翌日には申し訳なさそうに菓子パンに代わっていた。

このような時でも、近くの定食で晩食を食えれば、気持ちも何とか持つたろうに。

私は、3ヶ月間は踏ん張ったが関係者に調整して、全員撤退させる方向性で調整したが、2次請けが自分らの人件費用を盾にし出して軟禁生活を強要してきた。私は若いエンジニアの部下を撤退させることが出来ない事や環境面を変えられない無力さを感じ、身体が悪くなり強制撤退した。

それから、1年間若い後輩は現場に食らいついていったがその子にとっても大変な1年間を過ごしていた。その話は、その若手が独立してから数年後の去年の夏に話を伺った。

カップラーメンを常用する仕事は本当にクソです。

3.纏め

雀荘メンバーがカップラーメンをズルズル食べているお店は、メンバーがヨダレを垂らしながら、客の事を鴨として視ています。そんなゆとりの無いお店は何れ潰れるので他店の良い雀荘を探しましょう。

これらの事を全て解決する最初のステップは、メンバーに健康的な定食を決まった時間に食べさせることが最初の一歩です。

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