Mリーグ2023 レギュラーシーズン第23週
3月に入り、この時期恒例のMリーグレギュラーシーズン終盤戦も今週の金曜日の試合が終わり、残試合が14試合と少なくなってきました。
4人が均等に登板したとして1選手3試合前後となっています。
2023年9月18日から開幕されたMリーグ2023レギュラーシーズンも残す所後少し、最後のラストスパートをやり切り有終の美を飾るチームは何処のチームか、そして個人3賞は誰の手に渡るのか。
今週は、終盤ですが非常に各チームの動きが慌ただしい週となりました。
1.総括
・ゼウスの暴力(最高得点スコア)によりドリブンズ首位
・鈴木優 MVPへゴリラ王決定戦(個人スコアMVP)を瑞原と競う
・サクラナイツ 男性陣にかかる呪いの2週間
・セガサミーフェニックス逃げ切りれるか?
・風林火山の意地
2.今週のチーム状況
2-1.ドリブンズ 527.9pt
鈴木たろう ゼウスの暴力
チームは一丸で全連対
2月26日(月)第2試合 東城、鈴木たろう、仲林、多井戦はゼウスこと鈴木たろう選手の親マンが確定したリーチが何度も発生し自摸ラッシュが掛けられて、気が付けば今期の暫定最高スコアであったBEAST鈴木大介選手の84,400点を超えた上に、歴代最高スコアの雷電黒沢咲選手の11万2700点を100点差で捲るという快挙を達成した。
園田選手は、今週1,2着と牽引してチームを盛り上げる。
現在、4着回避率第1位をキープしている渡辺太選手のチートイツの手順と最終的に5p待ちにしたところの芸術点が非常に高い打牌を披露した。
今週までのドリブンズは、4選手全員が100pt近くスコアを所持しており、ドリブンズ史初のレギュラーシーズン全員プラススコアを達成した上で、チーム内から最高スコア賞と4着回避率の2賞を狙える状況となってきた。ここまで来たら、個人スコアMVPも狙い3賞独占も考えたい。
今年のドリブンズは、選手入れ替え1年目で新人の渡辺太、そして浅見真紀選手の2選手が非常に健闘している。
2-2.Pirates 515.4pt
鈴木 優 MVPへ向けて幸先良い勝利
前半戦で、仲林選手がゼウスの暴力に屈して、まさかの箱下となりチームの上昇ムードが下がる。後半戦に締まりの無い戦いをすれば、チームポイントが300ptどころか200ptへ下降する事も考えられた。
そのような状況下で非常に価値のあるトップを獲り切り個人スコアMVP暫定首位を死守した。残3試合程度、チームメイトの瑞原選手にゴリラ道をみせるために鈴木優選手には、安定した成績を確保して欲しいです。
個人スコアMVP候補の同僚瑞原選手も、今回のMVP対決を制してゴリラ道覇者として名を上げたい。鈴木優・瑞原選手のゴリラ道対決が見逃せません。
2-3.サクラナイツ 188.8pt
Mリーグデスノートに男性陣3名が
Mリーグには、選手入れ替えのレギュレーションにリーチの係ったチームの監督には、それぞれ「Mリーグデスノート」を所持している。そこに名前が掲載された瞬間にその選手は晴れてMリーグを卒業するという恐ろしいノートが存在する。
残14試合で万一、サクラナイツがセミファイナル進出を逃して敗退した暁には、状況の如何に関わらず、森下監督は恐らく男性陣3名全員の名前をMリーグデスノートに記載するだろう。
この位置からのレギュラーシーズン敗退は、やっていません。
2-4.麻雀格闘倶楽部 136.7pt
締まりある1連対が欲しい
麻雀格闘倶楽部は、肉薄したボーダー争いを演じるために意図的にポイントを下げている節が見られる。連盟系他チームである雷電、BEAST、風林火山の動きをみた上に目線の低い方向にお付き合いしている。
Mリーグを盛り上げようと思ったら、地力のあるチームが強い所をみせなくてどうするのだろうか? 残14試合で300ptオーバー復帰を期待したい。
2-5.ABEMAS 66pt
白鳥 翔 チームを支える2連対
今週の渋谷ABEMASは、白鳥選手の連続2着がチームを下支えした週でした。この2連対がなければ、チームポイントがマイナス域に突入して、ボーダーライン争いに参加するチームとなる可能性があった。
渋谷ABEMASとしては、チーム200ptオーバーを目標に成績下位いチームから引き離れたい。
2-6.フェニックス -305.2pt
茅森 絶好調
2月29日(木)第1試合 渡辺・本田・茅森・菅原戦のオーラスにおける渡辺選手と茅森選手の最後の競り合いが非常に好局だった。充実している茅森選手が工夫を凝らしてトップを獲り切った。トップを獲り切った後のさや姉さんのドアップは、美しかった。
茅森の勝利と色々な種類のクレープが味わえるお店に行ってみよう。
2-7.風林火山 -364pt
二階堂亜樹 出陣
頼れる漢 松ヶ瀬
二階堂亜樹選手が、ここにきて頼れるトップを確保し、週末でもトップと僅差の3着となり、風林火山ボーダーラインへ踏み止まった。
今期の松ヶ瀬選手は、この試合まで▲400越えの堂々の個人スコア最下位となっている。勿論、風林火山オーディションを優勝してから本日まで、繊細で安定してきた麻雀を打ち続けており、最下位は似合わない。
風林火山は、経験値が多いので落ち着ていたら、可能性がでてくるだろう。
風林火山にとってラスト14試合は、1試合1試合非常に重要です。
2-8.雷電 -365.1pt
Give me 1 TOP
今週は2試合と休息的な週でしたが、トップ獲れない病に全員が掛かっている。
2-9.BEAST -400.5pt
猿川 完勝
リーチ判断、鳴き判断が非常に繊細で秀逸であり、強くて良い試合だった。
この時期は、猿川選手と鈴木大介選手だけがBEAST唯一の希望の光。
女性陣は、あがいても実力は突如上がるものではないので、真剣な1試合1試合を糧にすることに集中した方が良いだろう。
3.今週のMVP
・赤坂ドリブンズ 鈴木たろう
元祖ギリギリまで攻撃する男、降りない男、欲張り男の本領発揮してゼウスの暴力が凄まじかったです。
・セガサミーフェニックス 茅森早香
4.その他
今週のMリーグは、白熱した戦いはあったのですが、全体の考え方が、下位チームのボーダー争いに標準当てています。上位チームがこの時期にダラダラ下がるのはちょっと恥ずかしいです。
個人3賞は、
1.個人スコアMVP
・鈴木優 vs 瑞原のPirates 対決か
・瑞原、伊達、岡田のMリーグ看板3娘が躍動するか?
2.最高スコア
・鈴木たろう 当確?
・鈴木大介 怒りの10万点越えを期待
3.4着回避率
・渡辺 逃げ切れるか。追う伊達選手。
Mリーグ2023レギュラーシーズンも残14試合です。
来週の顔面弩アップは誰なのかが非常に楽しみです。
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