育成と普及
私がリーグ戦を始めたきっかけは、子どものサッカーは何にも縛られてはいけないという理由からだ。
縛りとは何か?
勝利至上主義、抑圧的な指導からの解放、時間(長い時間拘束される)、家族との時間を確保する
自分たちのペースで活動できる、たくさん試合ができる環境、公式戦と練習試合の境を無くす、選手の誰もがプレーできる(補欠ゼロ)
以前在籍したクラブでは、レギュラーと控えの差が明白で出場はおろか出場してミスをすれば指導者だけでなく保護者からも咎められる始末だった。
勝つことに終始し、負ければ長い説教。指導者だけでなく親からも
試合会場でも隠した相手と見下してくるチームと選手。相手チームへの罵詈雑言。万が一負けたら罰そうと酷くて見苦しい説教と特訓。
運営役員の抑圧的な態度と言葉の数々。
もううんざりでした・・・・
だったら自分でやろう!欧州のような勝ち負け以上に大切な選手たちのプレーの機会を増やし、楽しさ至上主義的なリーグ戦を!年間数試合やって、みんなでプレーして勝ったり負けたりしながら、たりなところを補いながら。
そのための練習法を考えて前に進んでいく。
自分たちが試合をしたい日程に試合をする。
ここは練習日。ここは休み。ここは試合。そういうサイクルを。
自分たちで運営しながらホームゲームとアウェーゲームを味わう。
今年で3年目。5カテゴリー、42クラブ、96チームが参加。
来年度は6カテゴリー(全学年)、100チーム超えを目標に、新設するU-7(1年生)は4vs4ミニゲーム形式でGKなし。
ストリートサッカースタイルを取り入れ、オランダサッカーの原理原則を学び、ボールをいかに相手ゴールへ運び決めるか。相手からボールを奪う積極的な守備。攻守の切り替えの速さやポジショニングなどを自然と学べる機会を増やす。
勝っても負けても楽しさと達成感のあるサッカーを。
教えるのではなく自然と学ばせる指導を。
習わせるのではなく慣れることに留意する。
サッカーは自由なスポーツ。
大事なのは今日勝つことよりも、その先も楽しむことを見出せること。
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