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ジブリ汗まみれ神回のご紹介「スタジオジブリの仕事術」鈴木敏夫×石井朋彦 鈴木さんのブリコラージュの極意

最近、友人の松本光広と電話で話すとほぼ9割、ジブリ汗まみれの話しかしない。息子と散歩している最中も、ベビーカーにアイフォンを置いて、スピーカーで汗まみれを流している。道行く人は一体何を聞いてるんだ、こいつは?と振り返る。今朝も息子と谷中霊園に散歩に行った。2時間45分の散歩中に、このジブリ汗まみれ回を3回リピートした。本当に最高だ。これが無料で聞き放題って一体どういうことなんだ!?

(ここから聞けます。今日のnoteで参照する箇所は10分~13分の3分間のエピソード「もののけ姫の正月興行」)

昨年末、初めて鈴木さんに会いに行くときに僕は北千住の本屋でレヴィストロース「野生の思考」を購入した。5000円もした。買うのにはかなり勇気が必要だった。でも鈴木さんがやたらと汗まみれや著書で言及しているこの「野生の思考」。これを手にせずに、鈴木さんのレンガ屋へ行くことはできなかった。

対談の当日、僕はこの分厚い本をお守りに持っていた。鈴木さんと話の最中に「野生の思考」を最近買ったという話になった。鈴木さんは言った。「あの本はね、ブリコラージュだけわかればいいんですよ」と。ブリコラージュはNHK100de名著では「日曜大工」として紹介されている言葉だ。要するに、「目の前にあるものでなんとかしてしまう」ということらしい。なぜ鈴木さんが「ブリコラージュだけわかればいい」と言ったのか。

今日ご紹介したジブリ汗まみれののエピソードの該当箇所10分~13分の3分間のエピソード「もののけ姫の正月興行」は、まさに鈴木さんのブリコラージュの真骨頂が発揮されてる。朝、僕はこのエピソードを3回聞きながら、本棚でホコリを被っている「野生の思考」について思いを馳せた。このシーンについて書いたら、満足したので、もう筆をおきます。これ以外のエピソードも面白いのばっかりなので、ぜひ興味がある方は聞いてみてください。

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