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東京散策「浅草~両国」

こんにちは。メンヘラ中年メタボ男性の赤尾です。
娘とウォーキングを兼ねて東京を歩き回っています。
ルールはこちら。

  • 毎回ラーメン等の食事をメインに企画

  • 家から比較的近いエリアで

  • 隠れた名所を探索

  • 最後は家の近くで銭湯

というわけで2024年10月26日、第5回東京散策に出発です。


浅草 生田庵

さて今回はのんびりとバスに揺られて浅草に。

早速浅草寺が見えてきますが、まずはラーメンです。

本日はこちら。浅草生田庵さん。
最近にわかに流行っている「ちゃん系」のお店。
「ちゃん系」一度食べてみたかったので、挑戦です。

店の外にある券売機で食券を買い、しばらく待ちます。
土地柄、観光客が多く、外国人客のために食券を買うお手伝いをしたりなどしました。良いことをした。

さぁ、店内に入り、ほどなくチャーシューメンの到着。
あふれんばかりのスープが良いビジュアルです。
油の層でスープに蓋をしてあるので熱々。これが「ちゃん系」ってやつですね。
そしてホロホロのチャーシューと、しょっぱーいスープが良く合います。
感じとしては、喜多方ラーメンを、よりジャンクにした感じ。
「とにかく豚を醤油で美味しく食べたいんだ!」という欲求だけに応える、脳と味覚にストレートに迫ってくるお味です。
上品さは1ミリもありません(誉めています)。
疲れたときに、また食べたくなるであろう味です。

浅草寺

さて、それではせっかく浅草に来たので、浅草寺参りをしていきましょう。
とはいえ、インバウンド盛んなこのご時世。ものすごい人です。
子供のころ初詣はだいたい浅草寺か深川の富岡八幡宮だったので、ぼくにとっては馴染みの場所です。
でも、正月でもないのに浅草寺にこんなに人が集まるなんて、ぼくが子供のころには信じられない話でしたけどね(当時の浅草はさびれた古い町っていう印象)。
まぁしかし、さすがキングオブ観光名所。見どころはたくさんありました。

まずは雷門。ここでみんな記念撮影をするので、たいへんな混雑。
巧みなステップワークで切り抜けなければなりません。

遠目に見る雷門は有名ですが、近くで見るとこんなきれいな彫り物がしてあります。

仲見世通りに入ります。やはりすごい人。
ぼくたちはお金が無いので、極力買い物をしないように、歯をくいしばって歩きます。

しかし、煎餅屋さんを娘の嗅覚が捉えてしまいました。

自分のお小遣いで海苔煎餅を購入した娘。
娘はスーパーで買った煎餅しか知らなかったので、焼き立ての煎餅は良い経験になったでしょうか。

宝蔵門に到着。五重塔とのコラボレーションがカッコいい!

宝蔵門をくぐり、本堂前へ。
お香の煙を浴びるぞー!と意気揚々と線香を購入しましたが、ぼくの投げ入れた線香は火元の手前で着地。ひっそりと静かに燃えていました。
まるでぼくの人生のようでした……。

そして本堂へ。お参りをしてきました。
昔は初詣のときにお賽銭を投げたんですよね。いまはたぶん禁止されてますけど。
本堂の中ではなにかの法会が実施中で、読経の声が鳴り響くなかでのお参りとなりました。
観光客のみなさんもテンションマックスで撮影していました(撮影禁止です)。
ぼくもうっかり撮影してしまいました(撮影禁止です)。

おみくじをひいたわけですが、「半吉」。
曰く、「願望は叶わない、病気は長引く、失くしたものは出てこない、待ち人は来ない、引越も結婚もやめとけ」という散々なお言葉。
くそー。

浅草神社

浅草寺のお隣(隣というか同じ敷地?)には、浅草神社があります。
というわけで、こちらにもお参りしていきます。

境内には綺麗な神楽殿があります。

こちらでおみくじをひいたところ、「大吉」!
願望は思う通りになるって!!!
やっぱりおみくじは神社でひくものですよ。さっきはお寺でひいたからね。おみくじはそりゃ神社ですからね。神社のいうことのほうがそりゃぁね。

浅草小学校・花川戸公園

浅草寺を出て隅田川方面に向かうと、なにやらオシャレな建物が。
なんと公立の小学校です。かっこいい!
学校の前ではちょうどフリマが開催中で、ぼくの大好物の壺やらなにやらのアンティークが盛りだくさん!
お金が無いので、歯をくいしばって通り過ぎました。

浅草小学校のはす向かいにある花川戸公園には一風変わった遊具があります。
大きな木の周りを囲むように作られた遊具は、まるで木と一体化しているように見えます。
これはすごい。

隅田川

さて、隅田川に出まして、まずはスカイツリーのお出迎え。

アサヒビールの新旧社屋のコンビに、スカイツリーを加えたトリオ結成。

吾妻橋まで行って隅田川を渡り、台東区側から墨田区側へ。
台東区側は川沿いも観光客でにぎわっていましたが、墨田区側に行くと途端に人がいなくなりました。ガンバレ墨田区!

駒形橋。写真では分かりづらいですが、昼間でもほんのりと照明がついていて、オシャレなんですよ。

墨田区側の遊歩道。

唐突に現れる芸術作品。

駒形橋のところにあるお地蔵様。

屋形船! 乗りたい!

各地の歴史的な水害についての展示。良い勉強になりますね。

ぼちぼち疲れてきたので、水上バスを見ると「乗せてくれー」って思います。

ようやく両国橋に到着。ここから旧安田庭園に向かいます。

旧安田庭園

さて、今回の目的地の一つ、旧安田庭園に到着しました。
紅葉の時期だとすごい迫力になるようですが、いまはまぁわりと普通ですかね……笑。
最近、六義園だの浮間公園だの、ものすごく広くて迫力がある庭園・公園に行っていたので、かなり小ぢんまりとした印象でした。

というわけで、正直なところ大した感慨も無く、このまま帰るには物足りなかったので、はす向かいにある大きな公園に向かいました。

横綱町公園・東京都慰霊堂

それが横綱町公園。公園の裏側から入ってしまったため、謎の建物の後ろ姿がお出迎え。
こ、この城のような建物は何だ!?

と思いながら、正面に周るとこんな感じ。お寺みたいにも見えますね。

中に入ると、レトロなデザインの礼拝堂のような感じ。
実はこの建物は、もともと関東大震災の身元不明の遺骨を納めた震災記念堂。さらに戦時の東京大空襲の身元不明の遺骨も収められ、現在では東京都慰霊堂と呼ばれているそうです。
何も知らずに、とても厳かな場所に来てしまいました。
それにしても、内部のデザインのカッコよさよ!
うっとり眺めていると、少し不謹慎な気もしたので、ちゃんとお線香もあげてきました。

これが東京都慰霊堂の全景です。やっぱりカッコいいですね。

で、その慰霊堂を取り囲むように公園になっているのですが、これがまた良い公園。

この美しい花壇?池?広場? なんといったらいいかわかりませんが、圧倒的に目を引きます。
(写っているのは娘と、よその子)

庭園風の池もあります。
正直いって、さっきの安田庭園よりも庭園感があります。

写真にはありませんが、さらに児童遊具もあったりして、老若男女がのんびり楽しくすごせる公園になっています。
そういう公園のど真ん中に慰霊堂があるというのは不思議な気もしますが、日常の健やかな生活の中で、大事なことを忘れないようにするという粋な計らいのように思いました。

飛鳥山温泉(王子)

というわけで、浅草から両国、見どころ盛りだくさんの旅でした。
最後は両国駅から電車で王子駅に向かい、いつもの飛鳥山温泉へ。

ハロウィーン仕様でお出迎え。

風呂上りに気を良くして、東京都浴場組合の公式ゆるキャラ「ゆっポくん」のサイダーをいただきます。
ちょっと高いです。
味は、普通のサイダーです。

やっぱりビールが一番ですね。

というわけで、第5回東京散策「浅草~両国」は、約18000歩の旅となりました。


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