学生最後の挑戦!東大生教育家が後輩に残す言葉とは・・・【東大生教育家の備忘録】
はじめまして!
GeekSalon(ギークサロン)副代表の高尾敦こと、あっちゃんです!
普段は、都内を中心に大学生や中高生にiPhoneアプリ開発を通して、プログラミングの楽しさを伝える活動をしています!!
あと、4ヶ月で5年も続いた学生生活も終わりかと考えると感慨深いですね。卒業できるかは最後までわかりませんが笑
重圧からの解放
振り返ってみると、自分の大学生活は波乱万丈でした。
従兄弟も現役東大、兄も現役東大という謎の家系で生まれた自分。。
自分にかけられたプレッシャーというのは、想像を絶するものだった。
ストレスが過度にかかると全くご飯を食べなくなる自分は、毎日15時間の受験勉強と食事はパン1個という生活。
東大に合格したことで初めて人としてのスタートラインに立てたのです。
しかし、それまで保っていた自律心は、入学した途端どこかへ消え・・
毎日、昼の12時起床、大学には全く行かず、夜まで遊んでは、終電で家に帰るという生活が2年間続きました。
留年を機に我にかえる
結果的に、留年をしてしまいます。
今まで、挫折をほとんど経験してこなかった自分にとっては人生の転機でした。
(↓今も忘れない留年した時のFacebook投稿)
この留年報告以後、自分を思って多くの方から慰めのメッセージやインターンの紹介をしてもらうことに。
自分自身でも、有り余った時間を勉強や、社会人の話を聞いたり、今まで行ったことのない地に行って自分自身を見つめ直す時間に充てるようになりました。
「教育×Technology」に可能性を感じる
その過程で、「教育×Technology」に対する考えを変化させる運命的な出会いが。。
DO-IT Japanに東大の研究室のお手伝いとして参加していた時のこと。
自分の出会った高校生は、紙に文字を書いたり、書かれている文字を読んだりすることができないという個性を持っていました。
自分はその子にパソコンの使い方を教え、彼の楽しくパソコンを使う姿に心を打たれてしまいました。
テクノロジーによって、多様性に合わせた教育環境を整えることができる場を実感した自分は、「自分のやりたいことはこれなんじゃないか」と直感的に悟ってしまったのです。
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「GeekSalon」との出会い
大学生限定のプログラミングコミュニティである「GeekSalon」の立ち上げに参画したのはその直後です。
今まで塾講師しか経験したことがなかった自分にとって、大学生の教育コミュニティそのものを創り上げていくという経験は大きなチャレンジでした。
自分がGeekSalonの立ち上げに参画した理由は2つあります。
①自分のように大学や家族というコミュニティに居づらくなった学生が集える3rd Placeを作りたかった
②アプリ開発という経験を通じて、1人でも多くの学生にテクノロジーの魅力を実感して欲しかった
▼ GeekSalonとは
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--GeekSalonの活動を通して得たもの--
GeekSalonの活動を通して、得られたものは大きく3つ。
①最高の仲間たちに出会えた。
GeekSalonの活動がきっかけで、色んな経験をすることができました。
Rakutenに支援をしてもらってシリコンバレーツアーに行ったり、CyberAgentのDRAFTに選出され、日本最高峰のインターンに参加してきました。一生の宝となる同年代の仲間たちと出会うことができた。GeekSalonで出会った学生も自分にとって最大の財産です。
②自分の母校に恩返しができた
自分の母校である海城中学高等学校の放課後プログラミング講座を担当し、Z会さんと協力しながら後輩に向けて、アプリ開発の楽しさを伝えることができた。
▼ 海城のHPに取り組みが掲載された時の記事
③社会のためにできることが増えた
毎日新聞さんによる、オープンイノベーション的な取り組みとして「俳句てふてふ」という俳句アプリのPMを担当しています。
(先日、β版がリリースされたので是非ダウンロードしてください。)
▼毎日新聞からのプレスリリース
▼「俳句てふてふ」のダウンロードはこちらから。
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大学生活も残り4ヶ月。
今までの活動は続けつつ、これから大きく2つの活動を頑張ります。
①起業します
会社を通じて、社会のためにやらなければならないことがあるということに気づいてしまったのです。
テクノロジーを用いて、人々の学習をサポートできるようなシステムを構築していきたいと思っています。
▼ 毎日みらい創造ラボのシードアクセラレーションプログラムに採択
②GeekSalonで自分が伝えられることを精一杯伝える
ついに、この時がきてしまいました。
GeekSalonの12月開講の〆切が近づいています。
自分が卒業するまで見届けることのできる最後の期
今まで、GeekSalonに在籍する全ての学生を見てきました。
直接メンターとして担当した学生もいれば、技術的なアドバイスやプレゼンテーション講座を通じて接した学生もいます。もう、数えきれない人数です。
大学生の中では、「日本で一番大学生にアプリ開発を教えた人」であるという自負も正直あります。
サービス開発を通じて、プログラミングの楽しさを感じて欲しい。そのための環境や体験を提供できる自信がある。
もっともっと、GeekSalonを広めていきたいという強い意志もあります。
そんな自分がリリースまで見届けられる最後の期です。
話だけでも聞いてみたいという学生は以下から申し込みお願いします。
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とにかく行動してみること
自分から後輩に伝える言葉は「とにかく、行動してみること」ですかね。
Facebook社では「Code wins argument」という言葉があります。
「議論するより、コードを書け」という意味ですね。
コードを書かなければエラーは出ません。
エラーを解決しなければ、前には進めません。
それでも、コードが書けないなら自分が一歩踏み出す勇気を与えたい。
エラーが解決できないなら、前に進む手助けをしてあげたい。
取らぬ狸の皮算用をしている時間があったら、実際に行動を起こしてTry & Errorを繰り返してみて欲しい。
その試行錯誤を通じて、色んな気づきがあり、自分のやりたいことが見つかるきっかけになるかもしれないからです。
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最近、取材を受ける機会が増えてきて嬉しい限りです。
記事を書いてくれた方々に感謝しかありません。
▼「プログラミング学習者が就活で有利な理由」外コン内定者が語る
▼バズワードに紛らわされるな!就活で本当に活かせる「ITリテラシー」とは?
「等価交換の法則」をぶち壊す。
先輩から10の恩をもらったら、1上乗せして下の世代に恩を返す。
これこそが自分の考えた新たな法則です。
本当に色んな方々の支えがあり、自分が生かされているような気がします。
少しでも恩返しできるように、これからも日々努力していきます。
教育家として、一人でも多くの大学生に色んな価値提供をできたら、こんなに嬉しいことはないはありません。
to be continued...
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