Aura式 プレゼン前のルーティーン
プレゼンは自分の頭の中をさらけだす晴れ舞台
二週間前にファーストプランを見ていただいたお客様に、再度にプレゼンをします。
「え!! こないだファーストプラン見てもらったんでしょ?」
という声が聞こえてきそうなので、ちょっとご説明。
プラン作成は最初の一歩だけど結構大股
Auraでは、ご要望をお聞きして、現地を確認したら、まずプランを作成します。
この時は、間取りの確認が大切だから図面は最小限のみ。
一棟一棟がオリジナルの設計ですので、万が一のことを考えて、プレゼン前にプランだけ見ていただいています。
万が一ってなんだよ!って突っ込まれそうだけど、ご要望の優先順位を読み間違える事もあるんですね。。。恥ずかしながら。
ここでOKをいただいてからプレゼン準備に入ります。
ファーストプランとプレゼンは目的が違います
ファーストプランは間取りの確認。使い方の確認。各部屋の関係性や、設計コンセプトの確認です。
それに対してプレゼンは
どんな家になるのかを具体的に確認していただくステップ。
だから、3Dパースを駆使してモニターの中で一つ一つ部屋を見ていただきます。
模型も作って、手に取って見てもらいます。
外壁や床など、イメージを決める大切な部分については、サンプルを用意して、見て触ってカラーも確認してもらいます。
「この色ってあのロケーションに映えませんか?」なんて言いながら。
結構楽しい時間。
怖いのは、出来上がってから「イメージと違う」と思われてしまう事。
そんなことが無いように、ありとあらゆる手段を駆使してご説明します。
それでも、窓からの景色の広がり感とか、吹き抜けからの目線のズレとか、実物大で体感しなければわからない部分もあります。
過去には目線の高さの違いを感じてもらうために、机に登っていただいて疑似体感していただいたことも。
大切なお見積もり
見積もりは、どうしても概算見積もりになるので、ブレがでます。
それでもご予算を考えながら仕様を設定するには、概算見積もりは大切。
ウッドショック(木材の価格高騰)から、住宅の価格は一気に1.3倍から1.5倍になりましたので、価格調整はかなりの山場。
ここが最後の天王山ですね。
全てOKいただいて、やっと基本設計が終了
プレゼン前のAuraの頭の中は
ひたすら伝え方を妄想し続けていて
これ見ていただいて
これ説明して
これを確認していただいて、って
なんどもなんども打ち合わせをシミュレーション。
だってね。
嬉しいときは、お客様の目が「きらきら」ってするんですよ。
私を見てくれる目が変わる。技術者としてリスペクトしてくれる。
その瞬間がたまらなく嬉しいんです。