Aura architect office 浦篤志建築設計室

Aura(オーラ)は愛犬と健康に安全に快適に暮らすための、住環境の整備と提案を行う設計事務所です。主に新潟という地の利を生かした大きな専用ドッグランや水遊び用プールのある住まいなど、大きな敷地や素敵な景観を活かした住まいの設計が可能です。

Aura architect office 浦篤志建築設計室

Aura(オーラ)は愛犬と健康に安全に快適に暮らすための、住環境の整備と提案を行う設計事務所です。主に新潟という地の利を生かした大きな専用ドッグランや水遊び用プールのある住まいなど、大きな敷地や素敵な景観を活かした住まいの設計が可能です。

マガジン

  • 愛犬ラシットとの小さな幸せエッセイ集

    「愛犬と暮らす。」をコンセプトに、人とワンコが仲良く暮らせる住まい作りをしている一級建築士。 愛犬ラシットとの暮らしを通して、人とワンコについて感じたことを書いたエッセイ集です。

  • ワンコ建築家「オーラ」のごちゃまぜチャンプルーエッセイ集

    日々、設計者として、講師として、個人投資家として、感じたことをつれづれに書き連ねるエッセイ集。小難しいことから、実にどうでもいいことまで、ごちゃまぜチャンプルーマガジンです。

最近の記事

怖いと楽しいが一緒になって

我が家の癒し担当ラシット君 保護犬出身ということもあり、少々(いやかなり)ビビりん子 まだ目覚ましもなる前から散歩の催促をするくせに、散歩中は全方位警戒注意報発令中 車が怖いのはまだしも、ビニール袋がめっちゃ怖い。 風になびくとさらに怖い。 飼い主の腕がもげるんじゃないかっていう勢いで逃げる。 なだめて、スカして、何とか機嫌を取って、ちょっと元気になったら散歩の続き。 すると、急に楽しくなって、 辺り一面、ふんかふんか、嗅ぐ。 草を嗅ぐ 電柱を嗅ぐ 突然顔を上げて、どこ

    • 仲間がね。いなくなったの。

      昨日、息子(18歳)が大学進学のために家を出た。 いつも息子の隣でご飯を食べていたラシット(2歳) いつもの場所で、玄関見ながら息子の帰りを待ってるみたい。 無理くり撫でまわしてくる、あのでっかい手に あんなに「ウザっ」ってしてたくせに。 ラシットにとってはそんな息子も大切な群れの仲間だったんだな。きっと。 この写真を息子にLINEで送ってやったら 「かわいいヤツ」 って、強がってたけどね。 ちょっと泣いたくせに。

      • セカンドライフを充実させたい方に、建築士が出来る事とは?

        これまでの人生を振り返ると。 たくさんの責任と役割を果たしてきました。 社会のため、地域のため、親族のため、家族のために、精一杯。 いま、年齢とともに一つ一つ肩の荷を下ろしつつあります。 と同時に、少しづつこれからの自分の生き方を考えるようになってきました。 自分らしく暮らす 普段着の自分で居られる 人生の後半戦は、そんな居場所が欲しいと思われている方も多いのではないでしょうか? Auraは自分の「好き」を大切に暮らすライフスタイルを、建築士の立場からサポートしていま

        • Aura式 プレゼン前のルーティーン 

          プレゼンは自分の頭の中をさらけだす晴れ舞台 二週間前にファーストプランを見ていただいたお客様に、再度にプレゼンをします。 「え!! こないだファーストプラン見てもらったんでしょ?」 という声が聞こえてきそうなので、ちょっとご説明。 プラン作成は最初の一歩だけど結構大股Auraでは、ご要望をお聞きして、現地を確認したら、まずプランを作成します。 この時は、間取りの確認が大切だから図面は最小限のみ。 一棟一棟がオリジナルの設計ですので、万が一のことを考えて、プレゼン前にプラン

        マガジン

        • 愛犬ラシットとの小さな幸せエッセイ集
          2本
        • ワンコ建築家「オーラ」のごちゃまぜチャンプルーエッセイ集
          17本

        記事

          モノが多くてもスッキリと暮らせる。Aura流 片付けやすい家の作り方。

          「雑誌みたいにスッキリとした物の少ない暮らしがしたいな」 「収納をたくさんつくって片付けやすい家にして欲しい」 プランニングに先立ってお客様のご要望を伺うと、収納の話によくなります。 でも、たくさん収納があっても、急に片付け上手になるわけではないですよね。 いつもAuraが設計している時、どんなことを考えて収納を作っているのか? 住宅設計者の頭の中をご紹介します。 ・収納がたくさん欲しい理由を知るいつもプランニングシート(ご要望確認シート)を読み込んでいる時に、モノと暮

          モノが多くてもスッキリと暮らせる。Aura流 片付けやすい家の作り方。

          自分の気持ちに素直に生きる方へ  Auraが出来ること

          令和5年6月1日 浦篤志建築設計室【Aura Architect Office】を立ち上げました。 私はすでに52歳。決して若くありません。 では、どうしてわざわざそんなリスクを取るんでしょうか? ・若気の至り 1回目の独立 32歳から44歳まで12年間、株式会社じょんのび一級建築士事務所という設計事務所を経営してきました。 未熟ゆえに巻き起こすトラブル、 身近な者の裏切り、 協働という名の搾取を経験して、 ついに経営者の立場を辞めることにした過去があります。 もちろん

          自分の気持ちに素直に生きる方へ  Auraが出来ること

          叶えたい暮らしを一緒に探す。大切なファーストステージ。それがAuraのヒアリングです。

          先日、ヒアリングシート(家族の要望を整理するために使っていただくシート)を見ていました。 ここには、新しい暮らしへのあこがれや、今の暮らしで満足していない事。日々の暮らしで大切にしている感じ方などについて、情報の断片が散らばっています。 それを読み込んで、目をつむり、ゆっくりとお客様の暮らしを妄想します。 断片と断片を繋いでいくと、暮らしに対する感じ方の”流れ”が見えてきます。 その”流れ”に逆らわず素直に従えば、自然とお客様が「良いな」と思える暮らしが見えてきます。

          叶えたい暮らしを一緒に探す。大切なファーストステージ。それがAuraのヒアリングです。

          自由な自分をもっと楽しむ。頑張る世代のセカンドライフ。

          楽しく生きる事に不思議な罪悪感がある団塊ジュニアの皆様 働かざる者食うべからず 24時間働けますか? 何の違和感もなく受け入れてきた世代だもの。 頑張らないと、もっと頑張らないとって生きてきました。 わたしもそんな頑張る世代の一人です。 でも、決心しました。 人生も残り三分の一(もしかしたら四分の1) 自分と自分の大切な人たちのために生きよう。 ずっと夢だった設計事務所作って独立しよう。 田舎に古い空き家を買って、リノベして、住んで、働いて、耕して、作って、食べよう

          自由な自分をもっと楽しむ。頑張る世代のセカンドライフ。

          良いメンターさんとの出会いは、自分を知る第一歩です

          浦篤志建築設計室を興すためには、まず自分を客観的に見なくてはいけません。 とはいえ、 「自分を見る」ことなんて、とてつもなく難しい。 さすがにそれぐらいは知っていたので、 自分のリアルを知るために、京都からメンターさんをお招きしました。 プロフィール作家 ハナ さん 仕事のためとはいえ、本当の自分を客観的に指摘されるのはかなり残酷で衝撃的。 認めたくない指摘に首を縦に振るのが難しい場面も多々。 自分をサラケる覚悟なしで、ハナさんのセッションを受けることはお勧めしません。

          良いメンターさんとの出会いは、自分を知る第一歩です

          超個性的な家のお披露目の日に、担当設計者は考えた。

          「こんな設計でよく施主が許したものだな」 この家を見た方々から、よくそう言われる。 事実、個性的なプランの家を見ると、私自身もそう思う。   題して「厨房の家」   この家で一番豊かな空間は、キッチン DKではなくて、キッチン 食事もキッチンでとる ダイニングテーブルなど、ない   このアイデアは、 お客様の暮らしの形と、 町の井戸のような四周囲まれたロケーションから生まれた。   住まいに求める機能は数多くあるが、代表的なものとしては 「使う」と「寛ぐ」であろう。  

          超個性的な家のお披露目の日に、担当設計者は考えた。

          畳は好きだけど畳の部屋は好きじゃない

          三鷹の森ジブリ美術館を施工中のこと。 土塗り壁の塗りサンプルを用意して欲しいという、宮さんのご要望にお応えして、担当の左官屋さんは数種類の塗りサンプル準備。 宮さんは前もって 「出来るだけ色の付いた土が良い」 と言っておいたそうだ。 ところが、左官屋さんが用意したサンプルを見て一言。 「全部ダメ」 検討することもなく、全てを却下する宮さんに現場監督もびっくり。 「こんなの全部、土じゃないか」と宮さん 一同 「??????」 「素材として土を使いたい」と、言った

          畳は好きだけど畳の部屋は好きじゃない

          フクギョウスタイルと4つの財布

          「一級建築士なんて足の裏についた米粒みたいなもん」 なんて、何十年も前から言われてきた。 つまり、一級建築士の資格ってやつは、建築業界の人間なら 取らないと気持ち悪いのに、取ったって食べられない という意味。 「上手いこと言うな~~」 と思うけど、結構笑えん話。 そりゃ、設計事務所だけで自分の設計が出来ればかっこいいけど、なかなかに現実は厳しい。 そこで、です。 浦篤志建築設計室はフクギョウスタイルをとってます。 なにが本業って訳じゃないから、副業というより複業

          フクギョウスタイルと4つの財布

          楽しい無駄遣いのススメ

          まーいにちまーいにち ボクらはパソコンの 前に座って嫌になっちゃうよ。 じゃあないけど、 本当に毎日、 効率的で無駄のないプランニングを考え続けてる。 「小さく作って大きく暮らす」 っていう、 恐ろしく説得力のある呪文に毎日苦しんでるワタクシ 無駄が一切ない機能的な家は清々しいほど整っていて、ほとんど芸術的。 ここにお客様のご要望と、土地の制約条件が入ってくるモンだから 設計士はある意味、手品師かもしれない。 「ここ。何に使うんですか?」とお客様 これ。 私にとって

          リビングの窓から見える緑と空

          「窓を見れば設計者の力量がわかる」 設計業界ではよく言われる言葉です。 事実、なんとなく壁の真ん中に入れたような窓は見ればすぐにわかります。 その窓にどんな役割を持たせたいのか分からないから。 この家の正面は北側です。 北側に道路があって、北側に景色が広がっていて、北側に庭がある家。 当然、ここに配置する窓はプライバシーと明るさ抜け感を両立しなきゃいけません。 部屋の中からは空が見えます 街路樹が見えます お庭が見えます でも、歩いている人影は見えない。 実は歩道が

          リビングの窓から見える緑と空

          終の住処とはこれ如何に

          毎年、たくさんの方々の住まいを設計させていただいてますが、多くの方は子育てのために家を建てられます。 でも、年にお一人は子育てを終られてご夫婦二人のための(時にはご自分お一人のための)住まいを建てられます。 周りの人たちは、それを 「終の住処だね」 と言いますが、これがちょっと違和感です。 結果として今建てられる住まいで亡くなられることもあるでしょう。 もしかしたら、高齢者施設で亡くなられるかも知れません。 実際、子育てを終わられた年代の方々と家づくりをさせていただい

          雪国に移住して来て5年が過ぎた関西人の胸中は

          生まれも育ちも兵庫県 瀬戸内の温暖な気候で育ち、雪なんてスキー場でしか見ることない。 そんな私でも、今では雪国の人間らしく、ちゃんと雪が嫌い 朝起きたら、車が雪だるまになっていた時の絶望感 出勤やめようと思ったし。 未明に「シャンシャンシャンシャン」と音が聞こえてきたら、危険フラッグ これは除雪車のタイヤチェーンの音 ああああ 雪かきしなきゃ こんな日のJRダイヤは大幅に乱れ 道という道が大渋滞になり 出勤に5時間かける人が出たりする 住宅だって、雪対策のために割

          雪国に移住して来て5年が過ぎた関西人の胸中は