【フリーランスの税務調査】困ったケース:所得税以外の調査(贈与など)になった
フリーランスの税務調査は基本的には所得税と消費税が対象です。
ですが、稀に他の税目に及ぶこともあります。
フリーランスの税務調査は所得税と消費税
フリーランスの税務調査は所得税と消費税が対象となります。
通常は税務署から税務調査の連絡があったときに事前通知といったものをされます。
事前通知は
・調査の日時
・調査する税目
・調査の期間
・担当者
・確認する帳簿など
これらについて伝えられます。
この時点で「調査する税目」についても伝えられます。
通常は所得税と消費税です。
ただ事前通知の際に「ほかの税目も調査の対象となる可能性がある」ことを告げられます。
贈与税なども
基本的には所得税と消費税の調査なのですが、調査の途中で他の税目が調査対象となることがあります。
例えば、贈与税があります。
所得税の調査を進めていくうちに親からの多額の入金があることが発覚するようなケースです。
フリーランスの税務調査では事業に使っている銀行口座以外にもすべての銀行口座を確認されます。
事業の収入がないか、所得税の対象となる所得がないかを確認するためです。
調べをすすめていくうちに贈与があることが発覚するのです。
所得税と贈与税では担当部署が違うので、担当者も変わります。
もし、親からの贈与などがあって申告をしていない場合などは注意しなければいけません。
他にも、印紙税や源泉所得税についても調査対象となることがあります。
ケースとしては少ないですが他の税目も調査対象となることがあります。
「所得税の調査だから大丈夫だ」と思っていると思わぬ負担が発生することもありえます。
普段から税務についてはしっかりと対応しておくことが一番の対策となります。
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