【個人の税務調査】科目の間違いは問題ない。経費かどうかが重要
個人の税務調査では科目の間違いは大した問題ではありません。
重要なのは経費かどうかです。
科目の間違いはよくある
個人の税務調査のご相談でよく受ける質問は、科目の間違いです。
科目を間違えてしまっているけど大丈夫か?と気になる人が多いようです。
電話代を水道光熱費にしている。
材料代を通信費に入れてしまった。
振込料を租税公課にしてしまった。
などなど。
科目の間違いはよくあることです。
大切なのは経費かどうか
科目の間違いは大した問題ではありません。
大切なのは経費かどうかなのです。
材料代は通常は仕入や消耗品費で処理することが多いです。
これを通信費にしてしまったから経費にならない、なんてことはありません。
仕事の電話代を租税公課にしてしまったから経費にならない、なんてこともありません。
経費になるものであれば科目は関係なく、経費にできます。
すべて雑費でも
以前にすべて雑費で処理しているケースがありました。
科目をわけることが面倒なのですべて雑費にしていたのです。
税務調査が行われ雑費の内容をチェックされましたが、すべて経費であることが確認されたので修正が必要となることはありませんでした。
ただ、できれば適切な科目にふりわけるように指導は受けました。
このケースではそもそも「すべて雑費だったので」税務調査が行われました。
科目をしっかりと振り分けておいた方がいいのは間違いありません。
ですが、一番大切なのは「経費かどうか」です。
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