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税務署から連絡が来たらちゃんと対応する
税務署から連絡が来たら落ち着いて対応しましょう。
無視はいけません。
税務署から連絡が来る理由
税務署から連絡が来るとビックリしますよね。
税理士であれば普段から税務署とやり取りしますけど、そうでなければ税務署とかかわることはそんなに無いでしょうから。
税務署から連絡が来る理由はいくつかありますが主には
・確定申告の記載間違いなど
・税務調査
です。
確定申告が間違えている
提出した確定申告書に間違いがあると連絡が来ることがあります。
記載間違いなど簡単なものについては修正するように連絡があるのです。
よくあるものとしては
・予定納税の金額が間違えている
・還付金の銀行口座が書いていない
・消費税の申告書の種類が違う
などがあります。
予定納税の金額を間違えているケースはよくあります。
単純に金額が違っているだけなので直してください、と連絡が来るのです。
還付の場合に銀行口座を記載していない・間違えていることもあります。
正しい銀行口座がわからないと還付されませんから連絡が来るのです。
あとは消費税関係。
消費税の計算は原則と特例があるのですが、これを間違えて計算していると連絡があります。
特例を選ぶには届出書の提出が必要です。
届出書を提出しているのに原則でやってしまったり、など計算方法が違っていると連絡があります。
いずれも単純な間違いによるもので「直してください」と連絡が来るのです。
税務調査のことも
もう一つは税務調査。
こちらをイメージされることが多いでしょう。
税務調査は確定申告書の内容が正しいか確認するためのものです。
その税務調査が行われるときには通常は事前に連絡があるのです。
税務調査関係の記事は細かく別に書いていますので参考にしてみてください。
https://www.uchitax.com/tax-investigation-summary/
連絡があったら対応する
いずれにしましても、税務署から連絡があったらなるべく早めに対応するようにしましょう。
知らない番号からの着信ですと応対したくない気持ちもわかります。
大抵は留守番電話を残してくれます。
留守番電話がなくても着信の電話番号を調べて税務署だった場合には折り返すようにしましょう。
不安な場合には税理士に相談してみるのもいいです。
とにかく無視はいけません。
無視していると簡単な間違いの指摘だったのが、税務調査になってしまうかもしれません。
このあたりも記事を書いています。
https://www.uchitax.com/2016/09/02/ignore-the-contact/