【個人の税務調査】銀行口座は隠せる?
個人の税務調査ではすべての銀行口座を調べられると考えておきましょう。
隠すことはできないと思っておいた方がよいです。
銀行口座の確認
個人の税務調査では当然ながら銀行口座も確認されます。
事業で使っている口座は当然ですし、生活費用の口座も確認されます。
税務署側が税務調査の前に銀行を確認していることもありますが、ケースとしては少ないです。
通常は税務調査の当日にどこの銀行のどの支店があるのかなどを確認することになります。
生活用の口座
先ほど述べたように事業用だけでなく生活用の口座も確認されます。
理由は様々です。
・大まかな所得を把握するため
・申告が必要な所得の有無の確認
・貯蓄の確認
などなど。
単純に考えて生活費がたくさんかかっているならそれなりの所得があるはずです。
月100万円の生活費の人と月30万円の生活費の人では所得が違うでしょう。
貯蓄がたくさんある人とそうでない人では所得が違う可能性が高い。
色々な理由で調べられるということです。
隠すことはできない
たまたま知られなかった、というケースもあるかもしれませんが、
基本的に銀行口座を隠すことはできないと考えておきましょう。
意図的に隠すと「隠ぺいした」として重い処分になってしまう可能性もあります。
事業用ではない口座についてはそこまで細かく調べられることは少ないです。
どのような取引があるのか、どれくらい生活費で使っているのか、ほかに収入がなにか、などざっと確認するくらいのことも多いです。
隠すようなことは考えないようにしましょう。