税務調査の前に修正申告してもまた追加で税金が発生することはある？
税務調査の前に修正申告をすればその後はもう追加の税金は発生しないのか？
そんなことはありません。
修正申告をしてもさらに誤りがあれば追加の税金が発生します。
税務調査の準備
税務調査の対策として重要となるのは事前に誤りがないかどうか自分で確認することです。
確定申告書を作成した時点では気づかなかった誤りが後になって見返して発見されることがあります。
領収書などの資料を用意することももちろん大切ですが、まず自分で確定申告に誤りがないかどうかを確認しましょう。
修正申告書を提出することも
もし確定申告書の誤りがあるなら状況によっては修正申告書を提出することも検討すべきです。
加算税の関係や調査を早期終了させるためにも誤りがあるなら修正申告することも検討した方がいいのです。
特に意図的に売上金額を減額しているような脱税行為をしてしまっているなら修正申告はしておいた方がいいのは間違いありません。
修正申告書を提出しても税務調査はある
稀に勘違いされている方がいるのですが、税務調査の前に修正申告書を提出しても税務調査は無くなりません。
自分で間違いをなおして修正申告しているのだからもう税務調査はなくなる、と思っている人がいますがそんなことはありません。
税務調査の前に修正申告書を提出しても税務調査がなくなることはありません。
修正申告書を提出しても税務調査は行われます。
どこがどう違っていたのか。
修正申告書の内容が正しいかどうか。
これらの確認をされることとなります。
また追加の修正はあり得る
税務調査の前に修正申告書を提出しても税務調査は行われます。
修正申告書の内容が正しいかどうかの調査をされます。
調査が行われるわけですから、誤りがあれば当然ながら再修正が必要となります。
再修正が必要となれば税金も追加で発生することとなります。
修正申告書を2回提出することもあるのです。
できれば1回目の修正申告書を提出するときに間違いの無いようにしたいものですが、完全に間違いがないようにするのは難しいことです。
税務調査でお困りの際は下記よりご相談ください。