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イニエスタのフェイント
南野のダブルタッチ
カットインを練習した後で(といっても未だ道半ば)シザースなど難易度が高く見た目に派手なフェイントに取り組もうとしました。他の選手が持っていない技を1つぐらい持っていることが本人の自己肯定感にも繋がると考えたからです。
しかし、この南野の動画を見て基礎をしっかり極めることに方向転換しました。
La classe de Taki 😍 pic.twitter.com/Sc0XVX36i6
— AS Monaco 🇲🇨 (@AS_Monaco) April 8, 2024
小学生低学年が練習するダブルタッチやボディフェイントで大柄な外国人選手を何人も抜き去りスタジアムを沸かせる姿に感動を覚えました。
この方向性の技術に優れたスターは誰かと考えた時に、スタジアムで自分に感動を与えてくれたイニエスタやビジャのスキルをしっかりと習得するべきだということに気が付いたからです。
イニエスタのカットイン、ダブルタッチ
使用するフェイントはカットインとダブルタッチです。同じ構えから、相手が取りに来たらダブルタッチでかわすスキルの習得です。
相手との駆け引きを学ぶ上で非常にシンプルなスキルだと思います。
1対1の構えからゆっくりと斜め横にボールを動かしながらスライドします。
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そして、相手が来ない場合は向かって相手の右側にカットイン
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相手がボールを取りに来たら、左側にダブルタッチ
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という形でかわします。
カットインの時に推進力を得るために、フェイントを兼ねながら後脚で地面を蹴って反発ステップと最近呼ばれている推進力を得ます。
本人の判断に任せるとカットインしかしないのでダブルタッチも選択させる様に声掛けしていきます。
ダブルタッチは幅を出せないことが多いので、そこは常に指導のポイントになっています。Regateドリブル塾のこの動画など大人には簡単なのですが、運動が苦手な子だとなかなか出来ません。
あとは駆け引きの上で重要な「顔を上げる」スキルについては別のトレーニングで少しずつ改善しています。
走りの学校のクロスオーバーステップ
ダブルタッチにしてもカットインにしても、進む方向の逆足の反発力が重要になります。ですな、もともと脚力もないので、飛べない、踏ん張れないことでただ無駄なステップを踏んでいるだけでした。
その点運動能力の高い子、幼少期にしっかりお外遊びをしていた子は自然と身についているので羨ましい限りです。
自分はハンドボールをやっていたので、上体フェイントやステップは自然と出来てしまうのですが、逆にサッカーはあまり深掘りしてトレーニングしていない様に思ったので、「走りの学校」のメニューを毎日の朝練に取り入れることにしました。
このクロスオーバーステップは簡単に練習できますし、しっかり負荷がかかるトレーニングなのでオススメです。これを取り入れてから心なしか息子のステップも安定してきました。
ただ、咄嗟のダブルタッチはまだ出せないので日々のトレーニングで少しずつ高めていくしかない様です。