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留学するなら高校?大学?人との違いを武器にせよ!

「海外との繋がりを提供してたくさんの選択肢を届けたい!」

「子ども達が海外に行くことを求めているわけじゃない。」
最初は、そう思っていました。
でも、最近はチョット考え方が変わってきていて・・・。

ここでは詳しくは語りませんが、選択肢が日本の中にしかない状況にチョット危機感を覚えています。
世界標準で子どもの選択肢を広げるお手伝いが、これまで以上に必要になることを実感しているんですよね。

そこで大事になってくるのは情報です!
そしてリアルな声。
情報にふれて考える機会が間違いなく必要になってきているなと思います。

それを届けるべく続けているのが「なるほど!子育てザ・ワールド」なんですよね!

第4回は、海外で子育てする親目線ではなく、実際に留学を経験した「子ども」達にお話を聞いていきます。
諸事情によりATSUSHIのみで進めますが今回もどうぞお付き合いください。

アメリカ留学(トビタテ!留学JAPAN)林田健太さんのご紹介

小学5年生で米の自給率を上げるプロジェクトを発足し、NPOのメンバーとして洋菓子のヒロタ社とお米のシューアイスを開発、12歳で発売。
高校2年生時にトビタテ!留学ジャパン高校3期生として米国アリゾナ州に1年留学。
現地では観光地のPRについて調査。
この経験から海外の大学に行くことを決意し、現在はMonash大学マレーシア校にてビジネスを専攻。
マレーシアの留学事情についてYouTubeなどで発信中。

高校留学の経験から、日本の大学ではなく海外の大学に正規進学されてるんですよ!

フィンランド・台湾留学(トビタテ!留学JAPAN)青木優さんのご紹介

お茶の水女子大学出身。
大学在学中まで工学を専攻する一方で、自身の生い立ちも影響し女性のキャリア形成に関心を抱く。
トビタテ!留学JAPAN第2期生としてフィンランドと台湾に留学、現地でインタビュー調査などを実施。
帰国後就活を辞め、若い世代のライフキャリア設計を応援する株式会社manmaを友人と設立し経営を経験した後、株式会社リクルートキャリアを経て、2020年9月より株式会社LITALICOにて勤務。

大学で留学されて、就活辞めるって・・・そんな異色の選択ができるようになるんですね、留学。

2人はなんで留学を?

林田さんは留学当時、普通の県立高校に通う高校生でした(本人談)。
なんで留学を考えたかというと、日本の大学に進学するか、海外の大学に進学するかを考えるためだったそうです。
大学で海外に出て、自分の英語力や生活力が通用するかを確かめたかったと。
その時点で普通かというと・・・「?」ですが(笑)
それが3割ほどで、あとは「楽しそうだったから!」ですって!
ご両親が海外に進学(大学院など)されていたこと、一緒についていって暮らしていたことも影響は大きいようですが、肝が据わってますよね。
結果的に、高校では悔しい想いをたくさんして、その悔しさをバネに、海外の大学進学というマイノリティを乗り越えることになったようです。

いっぽうで、青木さんは、大学で初めて親元を離れて短期留学をされたそうです。
なんで行こうと思ったのかを聞くとこれがまたおもしろいですね。
「悔しかったら!」
中学高校は学習院(中高一貫校)に通われていたんですが、まわりはお金持ちが多くて(4連休でアメリカ行くとか)、ずっと羨ましくて悔しくて、大学生になったら絶対行ってやるっていう想いが強かったそうです。

2人には、進路選択において「悔しい!」という想いが共通しています。
これってすごく大事なことだと思うんですね。
要は、自分と違う人がいて、その人たちと自分の違いがあって、いい意味での比較が出来たのだろうなと。
まわりが同じ属性でなかったというのは、非常に大きな要素であるような気が、お話を聞いていて思いますね。

自分の世界を広げる=考えもしないことに出会う

留学して(海外に出て)世界が広がった!
よく聞く話ですけど、具体的にどんなふうに広がるのか?といわれると難しい。

青木さん、林田さんともにいうのは「行ったらわかる!」ということ。

まず第一に、こういう国がある・・・じゃなくて、いろんな人がいて、これがグローバルスタンダードか!ってことを知れる。
日本だと大学卒業して就職してずっと働き続けるのが普通ですよね。
でも、海外だとそんなことはない。
・30歳で語学留学している人
・ギャップイヤーで履歴にスキマを作る人
・中東とか知らない世界からやってくる人
本当に様々で、日本にあるようなメインストリームというものが存在しないことをはっきりと感じることが出来るんですよね。(前回ゲストのマンゴーさんもこの日本のメインストリームについて語ってくれてました)

そして、それを肌ではっきり感じることが出来るのがいいんだといいます。

みなさんは、自分の本名知ってますよね?
日本でこんな質問したら戸惑いの目で見られること間違い無しです。
でも、林田さんは留学先で、本名を知らない人に出会います。
彼の留学先であるアリゾナは、メキシコの真上にあって、不法入国しているメキシカンの方も学校にはたくさんいたそうです。
「おれの家族は不法入国だから、自分の本当の名前知らないんだよね」
「俺もだよ」
「俺も」

想像できます?
想像のできることを肌で感じるのではないんです。
想像すら出来ないようなことが普通にあって、それを肌で感じるんです。

つまり、考えもしないようなことに出会い、それによって想像力を高める。
それこそが自分の世界を広げるっていうことにほかなりません。

全員海外行ったらいいのに!

本当に心の底から思います。
これを聞いても必要がないと思っている人もいると思います。
それはそれでいいと・・・思いますが、僕は本当にできるかぎりこの経験をしてもらいたいなぁってメチャメチャ感じるんですけど・・・
お二人はどうお考えなんでしょう?

林田さん)
日本だと、いわゆるマイノリティー(少数派)になることってほぼほぼないじゃないですか?
でも、違う国にいくと自分が圧倒的少数になって、それによって差別とかいやなことをうけたりもするんですけど、この圧倒的少数派になるってすごく大事だと思うんですね。
これはできれば全員に体験してほしいなと思います。

ATSUSHI)
好きでなろうとするものではないかもしれないけど、差別の問題とか、それこそ根底について知ることが出来るようになりますよね。

林田さん)
日本にもあることはあるんですけど、常時マジョリティにいるので気づかないですよね。

青木さん)
グローバルスタンダードの話をしたんですけど、世界情勢を自分事にするってすごく大事で、留学して海外に行かないとわからないというか。
外に出てわかったのは、日本は本当に島国で平和ボケしている国なんだなと。
私が留学したのは2016年〜2017年で、ヨーロッパに難民が増えた年で、それに対してみんなが意見を交わしあっていたんです。
私は、自分の意見を持てなかったんですよね。
意見を持てるようになっても、それを英語で伝えられないということもあって。
それ自体はいい経験だったんですけど、それをもっと早いうちからできていたらよかったなと。
社会人になるとアウプットする機会は格段に少なくなるし、高校で留学して、大学で経験を元にいろいろ考えることが出来るのってすごくいいなと。

ATSUSHI)
要は、早くいかなあかんよってことですよね〜。

大変なことはもちろんあるけど・・・

メリットなんて行った人に聞いたらいくらでも出てくると思うんですよね。
だってここでお話をしてくれる時点でよかったというのがほぼ前提だから。
でも、もちろんそれだけじゃなくて大変だったこともあったと思うんです。それをどうやって飲み込めたり乗り越えたりしたんでしょう。

林田さん)
高校でみんなが通るルート(日本の大学に行く)を通らないことはすごく不安でした。
マレーシアのMonash大学って日本だとまったくもって知名度がないわけですよ。
学歴がないことは今でも不安になるんですけど、それを飲み込めるようになったのは、人と違うことが武器になるなっていうことを考えるようになって・・・。
高校では卒業生の進学先の大学の一覧が張り出されるじゃないですか。
早稲田、千葉大、明治・・・のなかにマレーシアMonash大学って入るわけですよ!
これってメチャクチャな存在感なんですよ笑
学校説明会でも、トップの進学者じゃなくて、自分が学校を代表して話をすることになって。
特異性というか、自分がすごく強い武器を持ってるっていう意識を持てたことで、考え方をシフトできるようになりました。

ATSUSHI)
それってメチャクチャ大切ですよね!
学生時代は人と同じルートを通ってなんぼというか、そのなかで上に行くことが大事にされるんですけど、社会人になると人との違いがものすごく重宝されるようになるんですよね。
まさにその成功体験を今から実践されているなぁ。
でも、考え方のシフトってそれでも簡単にはいかないじゃないですか?

林田さん)
前にも、留学についてのお話をさせていただく機会があったんですが、そのときに考えたのは、1つの武器で1位になるのは難しいけど、自分の持っている物のかけ算で1位になることは出来るっていうことだったんですよね。

僕は、尊敬している人が椎名林檎さんなんですが、彼女に勝とう、超えようと思ったとして、毎日10時間音楽活動をやっても絶対に勝てないわけなんです。
そこで、自分の武器はなんだろう?って考えて、
音楽をやっていて、
マレーシアにいて、
マレーシアの若者が邦楽を聴いていることを知っていて、
マレーシアでバンドを組んでいて、
それらの武器を組み合わせてマレー語で音楽を作ったら、マレーシアのチャートだったら椎名林檎さんに勝てるかもしれない。
そんな考え方のシフトで、自信を持つことが出来るようになったんですよね。

ATSUSHI)
なんか・・・いいですね〜。
チョット感極まってました。
いやね、教育実践家の藤原和博さんが「10年後、君に仕事はあるのか?」っていう本の中で、100万人に1人になるために100人に1人のスキルを3つ作る。
それをかけ算すると100万人に1人になれるっていう理論を提唱しているんですが、まさにそれやなと。

青木さん)
私自身、あまり大変だったっていうことはあまりなくて・・・それよりも感動体験のほうが多いんですが。
そうですね、留学って相談できる人がいないんですよね。
だから、答えのない壁にぶち当たったときに自分でものすごく考えるんですね。
とにかく考えて考えて、道がひらけたときにものすごく感動して、「考える力」を身につけることが出来たことが、乗り越えることにつながったかなぁと思います。

ATSUSHI)
とにかくやりきるってことですよね。
考えて考えて行動して行動して自分で問いをたててそれを自分で解いていく。
そのくり返しをする力っていうのは、誰か助けてくれる人がいる日本では、なかなか得られないものかもしれませんね。

ひとことでいうと、苦難を乗り越えることに特効薬はないんだ!ってことと、全力でやりきらせてあげられる環境を整えてあげないとダメ!ってことですね。

トビタテ!留学JAPANがオススメな件

メッチャクチャおもしろいですね。
こういう留学経験のお話、そういえば初めて聞いたかもしれません。
まだまだ聞きたいことは盛りだくさんです。

ATSUSHI)
海外の大学ってすごくいいなと思っていて、僕も子ども達に願わくばそうしてほしいと思ってるんですけど、高校で海外の大学進学の支援ってありました?

林田さん)
最初、進路指導の先生オロオロしてましたね(笑)
日本の大学に行くような進路指導はなくて、自分で提出に必要な書類を調べてお願いする必要がありました。
もちろんそれは英語で用意しないといけないんで、先生方も大変だったと思うんですがしっかり用意してくださいました。

ATSUSHI)
いいですね!
そういうことが美談じゃなくて当たり前になるといいですよね。

ちなみにこれ、留学先との調整や滞在や、日本国内での単位取得とかは支援ってあったんですか?

青木さん)
トビタテ!は、お金の支援と事前事後の研修はあるものの、計画自体は自分でたてないといけなくて、トビタテ!自体がコーディネートをしてくれるわけじゃないんですね。
私の場合は、学校の留学プログラムを使ったので、申込みや準備などは学校がコーディネートしてくれて、そんなに大変ではなかったです。

ATSUSHI)
あー、要は学校のプログラムを使って、トビタテ!の奨学金を引っ張ってきたっていうことですね。(これ実はメッチャ便利な制度・・・)

林田さん)
高校の場合はチョット違っていて、普通の県立高校に留学プログラムはないので、留学エージェントを探して、エージェントのプログラムで留学しました。

ATSUSHI)
つまり、外部のサービスでサポートがあったってことですよね。
どうすればいいの?って不安を抱えている人がいるなら、全然サポートあるよっていえると思うんですけど、エージェント探したり学校のプログラムを使えばいけちゃうよって話ですね。

青木さん)
プロセスに不安がある場合はおっしゃるとおりですね。
逆に、プログラムないけど行きたい国があるっていうことがあれば、自分で大学や会社にアポをとって、入学したりインターンをやったりと、自分でプログラムをつくって、それをトビタテ!で奨学金を受けている人もみてきたので、エージェントだとお金がかかるからムリっていう人も可能性があるので諦めないでほしいですね。

ATSUSHI)
トビタテ!って留学だからいわゆる学校生活を支援するものだと思ってたけど、インターンとかもいけるって初めて知りました!
なんかどんどん可能性を感じられますね。

青木さん)
極端な話、カレー職人になるためにインドのカレー屋さんで修行するためにトビタテ!エントリーするっていうのも可能なんですよ。

林田さん)
トビタテ!の魅力はそこですよね。
自分でこういう留学をしたいですってプレゼンして、それをおもしろいと思ってもらえればとおるので、自由度があって学び方を自分で決められるのがいいんですよね。

海外に行きたくなったら・・・

僕自身もそうですが、子どももそうですが漠然と行きたいって思ってる人は多いと思うんですよね。
でも、具体的に何をすればいいかわからない。
そんな人が目の前にいたら、どんな声を掛けてあげるんでしょう。

青木さん)
私、トビタテ!の情報を知ったのってTwitterなんですよ。

「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム二期生説明会」

そのとき、トビタテ!のことは知らなかったけど、日本代表になれるならと思って行ったんですよね(笑)
社会にはいろんなところでイベントがあるので、そういうところに複数回参加しているうちに、だんだんと何をやればいいのかがわかってくる気がします。
私も最初、説明会ではトビタテ!のことはわからなかったけど、2〜3回目の説明会で、どうやらこの先行書類を出せばいけるらしいってことがわかってくるんですよね。
なので、学校内外問わずに情報をとりにいくっていうのが私がやったことですね。

林田さん)
僕も同じように、トビタテ!の話を知ってから、いろんな人に「なんで留学したのか?」っていうことを聞きました。
うちの弟は、留学しようかどうか考えて、青木さんの話を聞いて決めようって思ってお話を聞き、結果的に高校の間はバスケがしたいと思って高校留学はしなかったんです。
そうやって、話を聞いて選択肢を広げて決めるっていうことが大事なのかなと思います。
あとは、留学の目的をはっきりさせていくのが大事だと思っていて、留学すると、みんな大変な想いをすることが多いんですね。
そのときに、留学の目標を見失っちゃうと「なんできちゃったんだろう」って苦しくなっちゃうので、自分の目標をはっきりさせて、実りのある留学にするためにも、いろんな人の話を聞くのが大事だなと思います。

ATSUSHI)
大事なのは、情報の質じゃなくて量ってことかな〜。
今、迷っていたり漠然と興味を持っているなら、とにかくSNSで情報を引っ張ったり、ネットで調べまくったり、コミュニティの力を使ったりして話を聞くのが大事ってことですね!

海外行くのに不安を感じているなら・・・

海外いいなって思っても子ども自身が行く気にならないと意味もないと思うんですね。
友達いないし、わからないし・・・って不安がったりする子もいると思います。
そんな子にはどんなアドバイスが効くんでしょう?

林田さん)
そういう場合もいろんな人の話を聞くのがいいのかなと。
留学にもいろいろあって、メチャクチャキラキラした留学談もあれば、苦労した話もあるんですよね。
僕もここでは言えないような話もありますし。
そういう一生ネタに出来るような話とかもあるので、そういうのを聞いて興味をもつことが出来るようなればいいのかなぁと。

青木さん)
何が不安になっているのかによりますよね。
まぁ、行ってみないとわからないですし(笑)

林田さん)
小さいステップからというのもいいかなと思いますよね。
日本にいる外国人に英語で話をしてみるとか。

青木さん)
たしかに!
小さなステップを踏むってすごくいいですね。
いろんな人の話を聞いて、知らないことを気になることにしていくっていうのは、私がやっていたライフキャリアの会社も、これからの人生について、先輩から話を聞いて知ってる世界、イメージを広げていくっていうものだったので、留学に限らず、いろんな人の話を聞いて、気になることを増やせば、不安より期待が強くなって行ってみたくなるんじゃないかな。

ATSUSHI)
なるほど〜。
うちの子もそうですが、海外に行ったことがまだないんですよね。
だからイメージがつかないかもしれないし、そういう場合は小さなステップをふむ機会をあたえてあげられたらいいのかなぁ。
国内旅行でも、宿泊者のほとんどが外国人だったりしますから(今年はないだろうけど)、そういう機会は意外と身近にあって、そういうことをうまく活かしたらいいのかもしれませんね。

学生留学のなるほど!

ここまで留学してよかったこととかたくさん伺ってきました。
目から鱗が落ちるってこのことかと思う話ばかりでしたが、最後に「今も人生の糧になっていること」っていうお話を教えていただこうと思います。

青木さん)
生き方に正解がないんだということを肌で体感できたことですね。
学習院に行って、お茶大に行って、レール人間だったので、いい会社に入って勤め上げるようなキャリアを、大学1年生まで思い描いていたんです。
それが、ふたを開けてみたら、就活もせずに学生起業して、好きなことにチャレンジしている。
これって私の世代でもめずらしいことだと思うんです。

私が大学1年生まで知っていた世界はあくまで日本の正解だったんですよね。
日本だと朝から晩まで働くのが普通だったけど、フィンランドだと16時にはお父さんが家に帰ってきて公園で子どもと遊んでいるとか、海外の友達のインスタを見るとずっと旅している人とかもいて、何の仕事してんの!?って思うんですけど(笑)、でもそれで生きてるんですよね。
そういう生き方は、日本だと正解から外れてしまったとしても、グローバルで見ると全然普通かもしれないし、そういうふうに、自分の生き方に正解のないって思えるようになったのは留学によって得られた学びだったかなぁと思います。

林田さん)
好きなことを躊躇なく選べるようになったのは、留学で得られた一番大きなことかなと思います。
マレーシアの人たちもみんな好き勝手生きてるんですよ。
自分がなんでこんないろんなことを考えて生きてきたんだろうって思うくらいに。
彼らを見ていて、気持ちがふっと軽くなって、好きなことをえらべるようになりました。

あと、ときどき、子どもを留学させたいんだけど・・・っていうご相談をおうけすることがあるんですが、自分なりに思うことが3つあって、保護者の方にぜひお伝えしたいなと。
・子どもの意思をはっきりさせる
・留学の目的をはっきりさせる
・直接的な見返りを求めない
どういうことかというと、留学先に◯◯という学びがあるって、100%わかってる状態では行ってないんですね。

留学先でおこった予想していないことに学びがあって、かつ、その経験をいつ使えるかもわからなくて、あとから振り返ったときに、あのときの経験が活きてるなぁって思うことが多いんですよね。

だから、留学したらこれが得られるっていう期待を持つのではなく、留学に至るプロセスや、わからないことへのチャレンジが活きていくっていうことを心の片隅にとどめていただければなと。

ATSUSHI)
ありがとうございます!
親は特に気をつけないといけないですね。
教育は投資だとよくいいますが、それはあくまで具体的なリターンを前提にしているような気がしますが、そうじゃなくて。
世界を広げるっていうことを価値そのものにもう一度しっかりと目を向けていくべきだなと思いました。

いかがでしたか?

今回の実際の留学経験のお話、メチャクチャ勉強になりましたね。
お話を聞いているときも、こうして編集しているときも、一番楽しんでいるのはきっと僕です。
留学するなら高校?大学?ってのが一つのテーマでしたが、どっちにもメリットがあると思いました。
早いうちから経験することが大事だと思いますし、充実した大学の支援を活用することも大事だと思います。
興味を持ったら情報を集めて、サポートやチャンスが目の前に転がって手に取って、行けるならそれがタイミングだと思います。
親が出来ることは、まずは子ども自身が行きたいって思うように小さなステップを目の前に用意してあげることですね。
あと、子どもが情報にアクセスできる環境をしっかり整えてあげるってことかな。
そうした情報は「なるほど!子育てザ・ワールド」にたくさんありますので、ぜひみなさんアクセスしてください。

さて、次回の「なるほど!子育てザ・ワールド」は、10月18日(日)15時を予定しています(いつもと違う時間ですよ)
次は、イギリスからゲストをお招きしての開催を予定していますので、どうぞお楽しみに!


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