【ベガルタ仙台 選手採点】第23節 ファジアーノ岡山
やばいやばい、仕事が忙しくなってきて、更新が追いつかなくなってきてるぞ‥。
去年もこれぐらい仕事が忙しくなってきた時期に、チームもボロボロで心が折れて更新できなくなったような気がする。
あと2試合頑張ったら中断期間もある。一旦そこまで気力を振り絞る。頑張れ、俺!
ということで、早速本題へ。
あまり思い出しくない試合なんでサラッと終わらせましょう。
スタメン
ベガルタ仙台
前節は栃木SCを3‐2で振り切り、4試合ぶりの勝利。これが後半戦初勝利となりました。
ただ試合内容は褒められたものではなく、19位に沈む栃木にかなり苦しめられました。栃木に先制を許すも5分間で3得点を叩き込み、これは楽勝だと思ったのに、後半45分間はずっと攻められっぱなしで、守備に全振りして11人全員で耐えることを強いられました。
戦前から苦しい試合になることはわかってたけど、想像を超えるレベル。
最後はもう祈ってました。
それでも下位チーム相手にしっかり勝ち点3は手にしたわけで、結果だけ見れば悪くない。中断前のアウェイ2連戦に向けていいスタートを切れたゲームとポジティブに振り返っておきます。
今節の相手は岡山。
前回の試合はホームで1-4の惨敗。今季ワーストの4失点もさることながら、攻撃もPKで上げた1点のみで全く奮わなかったのが記憶に新しい。
岡山アウェイは戦績が良くないですが、しっかりやり返したい。
相手との勝ち点差は1、仙台が4位で岡山が5位。今回の対戦も6ポインターマッチですが、ここで落とした方が自動昇格枠争いから脱落となるであろう前回対戦よりも意味のある試合、そう決戦でございます。
スタメン
仙台は中盤から後ろの選手を入れ替えてきました。
真瀬、内田、長澤がスタメンを外れ、髙田、知念、工藤蒼がスタメンです。内田は負傷による欠場ということで、知念が今季初先発。本職のCBではなくSBの出場ですが、實藤も加入してる中でそんなこと言ってられない状況。せっかく回ってきたチャンスなんでしっかり結果を残したい。
そして、工藤蒼は負傷明けでいきなり先発復帰。長澤のコンディションもああるんだろうけど、驚きの先発起用でした。
後ろを固めてきた仙台。前回対戦で大敗しているのもあるので、それもあるでしょう。
前半は0-0で凌いで、後半勝負にもっていきたいプランでしょう。
ベンチメンバーに菅原が復帰して、エロンと前線の交代カードを2枚を用意しているのがそれを表しています。
ファジアーノ岡山
岡山は10勝7分4敗の勝ち点37で5位。勝ち点38の仙台の後ろをぴたっと追走しております。前節の清水戦は1‐3で敗戦しており、上位対決が続きます。
2連敗だけは避けたい。
しかも今節は先着15,000名にオリジナルユニフォームシャツが配られる、年に1度のイベント企画の実施デーが行われるということで前売りチケットは完売。大観衆の中で迎える一戦、しかも6ポインターマッチということで、気合いの入り方が段違いで臨む一戦でしょう。
スタメン
前節から先発が3名入れ替わり。
柳育崇、藤田息吹、藤井が外れて、田上、輪笠、髙橋諒が先発に入りいます。高橋諒は出場が5/6以来で今季初先発。末吉がいないのは負傷かな。
気を付けなければいけない選手は3人。
まずルカオ。前回対戦で菅田を吹っ飛ばしたパワーだけではなく、スピードも見せつけられて失点するシーンを作られました。
そして中盤の竹内。いいようにボールを回されて攻撃のかじ取り役をさせ過ぎてしまった。
最後は柳。恩返し弾を喰らったのもあるけど、当たりの強さでゴリゴリ来られて右サイドを制圧された。
この3人をしっかり抑えておかないと勝機が来ない。
でもこれ以外でも岩渕をスピードに乗せてはいけないし、GKのブラーダーセンはリーグ屈指のセーブ率で簡単にはゴールは許さない。
うーん、やっぱり面倒くさい選手ばかりだな。このチームは。(褒めてる)
前回の対戦詳細(第16節)
戦評
なすすべなく2失点を許し、0‐2で敗戦。2失点で済んだのがおかしいくらい、仙台のハイライトがない。
攻めてのは後半長澤が入ってから2失点目を許すまでの10分ぐらいしかなかったんじゃないかな。それぐらい無抵抗だった。
何もでできず、ボロボロにされたというわけではなく、ただただ仙台の選手たちが何も起こさなかったという試合。岡山のハイプレスがきつくて~とかならまだしも、そうではない。圧がすごくて腰が引けてたでもない。
単に暑くて頭回らない、とりあえずここからは先は任せた、みたいなボール回しを延々と見せられただけ。
岡山の選手は良く走ってたよ。球際も厳しくいくし、勝利に向かって全員がやることやっていた。
それに比べて仙台の選手たちは真逆だった。全員がやるべきことを少しづつサボってる。
マジで愚痴しか出てこない。今季ワーストの試合だった。
個々の選手でみれば、知念は左サイドの守備を期待されて入ったのに、柳に当たり負けしてズルズルと下がってしまった。
小出も先制点を許すシーン、最後まで食らいつくことはせず途中で追うのをあきらめたかのようなオフサイドアピール。今年はそれをせずにこれたからここまで最後のところでゴールを守れていたはずなのに、最近そういうプレーが目につく。
林はややいい時間帯になりかけたところでキャッチングミスから失点を許す。安い失点。林の良くないところが出てしまった。焦ってるとハイボールの処理が覚束ないシーンがある。イーブンな展開だとないけど、追いかけるような展開だったり、自分の判断がいまいちあってないときとかよくある。
これまで林に助けられたシーンは多々あったけど、この試合に限っていえば林のミスから取られた失点が試合を決めてしまった。
中盤の二人も消極的なパス回しだったし、サイドの2人はボールをもっても相手のマークを振り切れず、前線の選手もハイボールに勝てずボールを回収できない。全てが負の循環でした。
唯一の光明はエロンの動き。上背はないがボールを収める動きが得意なのでエロン投入後は前半よりもボールを前で収まるシーンが増えた。そこから長澤が入って良くなったのもある。
惜しいのはもっとエゴイストなところが見たかった。より確実なほうを選ぶのはいいんだが、シュートが欲しい。今のは打ってくれよ、と思ったのも何回かある。
けど、エロンはこの試合が今季ベストパフォーマンスと思わせるような試合だった。
と、試合を振り返る気力すら失う敗戦で順位は6位まで下がりました。
それどころか3位清水との勝ち点差が11に広がったことで、自動昇格争いからは脱落。もうプレーオフ圏内の死守が現実的なラインになったでしょう。
シーズン前の予想通りなので、自分としては別にいい。むしろここまでよく健闘したなと思っております。
おそらく岡山とはプレーオフでもう一度当たる相手になるはず。
そのとき相性の悪いシティライトスタジアムで試合を避けられるようになるべく上の順位で終わっておきたい。4位狙いですね。
岡山にシーズンダブルを喰らったことは正直かなり悔しい。
2試合続けて成す術もなく敗退しているし、2試合目のほうが内容が悪化しているのも情けない。
このまま終わるわけにはいかないので、2連敗の悔しさを晴らすのはプレーオフに取っておこうじゃないか。次は絶対やり返してやる。
そして次節は徳島アウェイ。
増田功作監督の新体制後、V字回復とまではいかないが、しり上がりに結果がついてきている徳島。
さらに夏の移籍市場で岩尾が復帰、ターレス獲得と嫌らしい選手をしっかり補強していて、次の試合から出場する可能性も高い。
とはいえ、仙台も山口から補強した梅木が出場できれば、前線でボールを収めることができることで、新しい攻撃の選択肢が増えます。
さらに實藤も内田の負傷離脱、知念と小出の今節のパフォーマンスを見ると出場してくるんじゃないかと思われます。
中断前の試合で、徳島は水曜に天皇杯をこなしてるので仙台の方が有利。
暑さも前節より和らぐでしょう。
岡山とのクソみたいな試合から立ち治り、しっかり徳島を叩いて気持ちよく中断期間に臨みましょう。
最後に、岡山の感想を3つ
・ルカオ、早く良くなってね
・柳、対仙台だけギア上げてない?
・夏の補強で選手が抜かれなけれなければ、プレーオフ圏内は確実だろうな
評価
MOMはエロン。今シーズンで一番良いパフォーマンスを見せてくれた。
惜しむらくは周囲に気を使いすぎな点。もっとセルフィッシュにゴールを狙っていってほしい。そろそろ結果残さないと、来年の契約が危ないんだろう?
あと、長澤は入ったとたんに攻撃を活性化させるパスを展開して見せてくれたり、名願も止められても何度も仕掛けてて戦う姿勢を見せてくれた。
一方でスタメンは全員が低評価。
誰がダメとかではなく、全員ダメ。
何もできず、ただただボールを回し続けただけの前半。評価に値しない。
後半も2失点目を取られてからもギアが入らない。
ボールに食らいついたり、何とかしようと追いかけるような姿勢も感じない。これでは評価に論じないですよ。
負けたっていい。けど勝ちに行ってるという姿勢やパフォーマンスを私たちは応援したいんだ。
GK 33 林 彰洋 4.5
DF2 髙田 椋汰 5.0
DF 22 小出 悠太(46'OUT) 5.0
DF 20 知念 哲矢 5.0
MF 6 松井 蓮之 5.0
MF 17 工藤 蒼生(57'OUT) 5.0
MF 27 オナイウ 情滋(46'OUT) 5.0
MF 14 相良 竜之介(69'OUT) 5.0
MF 11 郷家 友太 5.0
FW 7 中島 元彦(89'OUT) 5.0
DF 25 真瀬 拓海(46'IN) 5.5
FW 98 エロン(46'IN) 5.5
MF 37 長澤 和輝(57'OUT) 5.5
MF 24 名願 斗哉(69'IN) 5.5
FW 28 菅原 龍之介(89'IN) なし
監督 森山 佳郎 5.0
腑抜けた前半を立て直せず、完敗。前節の栃木戦の後半から続く負の要素を断ち切れないとズルズルいきそうで怖い
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