メディカルダイレクターとしての頭の中
あまり知られてないのですが、僕は理学療法士としてサッカー業界に入りました。そこからご縁を頂きサッカークラブの経営をやっております。
理学療法士、アスレティックトレーナーとしてファジアーノ岡山で2年間専属トレーナーをしていたので、プロクラブにおけるトレーナーの重要性や立ち位置は理解しているつもりでいます。
福山シティFCに関わる事が決まり最初に考えた事は「日本一のメディカルチームを作る」です。
プロクラブにいた時に感じた改善点を自分が経営者ならクリアできると思いましたし、その方法も頭の中にあります。
勝つクラブになる為には優秀なメディカルチームが必要です。
怪我をしにくい身体作り、怪我で離脱した選手の早期復帰、疲労を早期に回復させるケアなど、大切な役割があります。
サッカークラブにおけるメディカル環境としてもっとも重要だと思うのが病院との連携です。
福山シティFCでは2020年トレウエア
パートナーの「日本鋼管福山病院」と連携して選手をサポートしております。
僕がこの病院で5年以上アドバイザーをしていたご縁からこの提携になりました。
ファジアーノ岡山時代に帯同して頂いていた整形外科ドクターもおられますし、病院理学療法士も知人や教え子なのでスムーズに情報共有ができます。
選手が怪我をして診察が必要な場合はすぐに対応して頂けるのでとても頼りになります。レントゲンやMRIを当日に撮影して頂けるなど、Jクラブと遜色ないスピード感で対応して頂いてます。
我々には専用クラブハウスはまだありませんが、トレーニングジム&ケアルームの機能を果たしているのが福山駅前にあります「ONEBODY福山」です。
選手はここでアスリート能力を向上させるトレーニングや痛みのケア、疲労回復マッサージなどを受けています。
谷本トレーナーを中心に怪我の予防につながる機能改善メニューを作成してくれています。
怪我をした際は、鋼管病院で診察&診断&メディカルリハ(本沖理学療法士メイン)。ONEBODY福山でアスリハ。グランドで最終の仕上げになりチームに合流します。
この環境、サポート体制はJクラブと遜色ないと思っていますし、更に連携を高めスタッフの質を向上させ「日本一のメディカルチーム」になれるよう努力していきます。
2020年シーズンのメディカル体制は
松本拓海(鍼灸師&アスレティックトレーナー)を中心に、谷本貴弘(理学療法士/ONEBODY福山)、登野城大輝(理学療法士/日本鋼管福山病院所属)、高松浩介(柔道整復師/ONEBODY福山)児玉裕貴(ストレングス&コンディショニングコーチ/ONEBODY福山)の5名で運営しておりました。
今シーズンはスタッフ間の連携を更に強くする事、やりとりをデータ化する事に取り組んでいきたいと思っております。
毎週一回のメディカルミーティング
毎月一回のメディカル勉強も継続していきます。
今後の展望としましては学会発表に取り組んでいきたいですし、外部研究員と共同研究をおこないたいと思っています(希望される方ご連絡下さい)
今後はトップチーム、アカデミー共にトレーナー増員も予定してますので「日本一のメディカルチーム」を一緒に作り上げていただける方はご連絡お待ちしてます。
↓松本トレーナーが以前作ってくれた記事です。
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