《連続投稿572日目》ロボットに時給を払って雇う時代
日経電子版の記事【ロボット、時給980円で雇う 省人化にもサブスクの波】では、クラウド上で管理されたロボットの、必要な時+必要なサービス+料金は利用した分だけ、という『RaaS(ロボット・アズ・ア・サービス)』がリポートされています。
ついに、ロボットも時給で雇う時代が来たか、という感じですが、さっそく記事などからそのベネフィットを整理してみると――
▶『RaaS(ラース)』のベネフィット
① ロボット導入に関心はあっても、買い切りとなると、投資負担は
大きく、導入障壁は高い。
② 特にロボット導入が最も必要とも言える中小企業にとって、導入は簡単
ではない。
③ 『RaaS』は、資産効率の向上に繋がる持たざる経営に合致。
④ 『RaaS』ならロボットを手頃な価格で運用できる。
⑤ ソフトウエアを自由に変更できれば、同じロボットを様々な現場で使い
回せる。
⑥ メンテナンスなどもお任せ。
⑦ ロボットを購入してしまうと、繁閑などに対応できない。
⑧ 『RaaS』ならデータで稼働状況を可視化できる。
⑨ 『RaaS』なら高額な初期投資が不要。
⑩ 買い取りと違い、常に最新のモデルを利用できる。
⑪ ロボットメーカーにとっても、売り切りより、サブスクのストック
型ビジネスで、顧客接点を密にし、データという貴重なリソースに
繋がる。
など
こうしてみると、ロボットの売り切り型ビジネスと比べた『RaaS』の優位性は明白で、人手不足対策・コンタクトレス(非接触)化なども含め「売り手良し」・「買い手良し 」・「世間良し」の三方良しである、と言えそうです。
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