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《連続投稿486日目》ネットでもリアルでもないアバターな買物~『アバター通販』のポテンシャル~

 日経電子版の記事【「分身」ロボでお買い物 大分の商店街、新型コロナで】では、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が広がる中、分身ロボット、アバターで買物をしてもらう、という施策がリポートされています。



 コロナでお店に行けないなら、アバターで行けばよい……少し前までは思いもよらなかったアバターの活躍シーンですが、よくよく考えれば、直接お店に行けないようなケースは、何もコロナに限ったものではないはずです――

直接お店に行けない、行きにくい場合

① 忙しくて買物に行く時間をとれない。

② 行きたいお店があるが、遠すぎて時間も交通費もかかり過ぎる。

③ すぐに欲しいモノがあるが、体調が悪く行けない。

④ 障害があり、なかなか行けない。

⑤ 欲しいモノがあるが、大雨だ(風が強い・暑すぎる・寒すぎる、
 など)。

⑥ 欲しいモノがあるが、高齢のため億劫だ。

⑦ 欲しいモノがあるけれど、人出・混雑・雑踏が苦手。

⑧ 買物に行くのに、着替えたりお化粧するのが億劫。

⑨ 行列に並ぶのが苦手(アバターも行列に並べる?)。

⑩ 彼、彼女と自宅でくつろぎながらゲーム感覚で買物する、という
 使い方(贈り物にも)。

⑪ 買物に行けない人を、アバターを使って手助けする、という使い方。

                              など



 まだまだ様々な場合があるかも知れませんが、これら大部分は、ネット通販を使うという手段で解決できる面もある一方で、アバターならではのベネフィットもありそうです――

▶ネットにはない『アバター通販』のベネフィット

① ネット通販の静止画像では分からないモノのイメージをつかめる。

② リアルタイムで店員さんに質問できる。

③ 店員さんのアドバイスを受けながら買物できる。

④ ネット通販では分からないショップの雰囲気(他のお客さんの反応・
 繁盛の具合・販売姿勢など)が分かり、ある意味レビュー・口コミ以上に
 判断材料
になる。

⑤ そもそもネットでは売っていない

⑥ ネットにはないお買い得品を見付けられるかも(タイムサービス、など
 も)。

⑦ ネットでリアルな買物の楽しさを体験できる

                       など



 まだまだあるかも知れませんが、そのポテンシャルは大きく、言うなればネット通販ならぬ『アバター通販』のようなビジネスモデルには、ネットとリアルの良さを総取りする位のベネフィットがありそうです。

 世の中のリアル店舗には必ずアバターが数体~数十体常備されている、そんな買物シーンが、アフターコロナのニューノーマルになっていても何の不思議もありません。現状お店に来てくれていないお客様にアバターで来店してもらうのです!




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