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究極のMaaSとは

 日経電子版の記事【欧州地図大手のMaaS戦略 「超ピンポイント・ナビ」へ】は、欧州のデジタル地図サービス企業「HEREテクノロジーズ」の推進する最先端の次世代交通サービスMaaSに関するリポートです。



 さっそく、記事などから、MaaSを突き詰めると、一般論としてどのようなサービスが可能となるのか整理してみると――

▶MaaSを突き詰めると……

(1)鉄道・バス・タクシー・シェア自転車・配車サービスなどを一括で
  経路検索


(2)友人・知人との相乗りをマッチング

(3)イベントなどの目的を共有する他人との相乗りをマッチング

(4)駅関連施設にとどまらずあらゆる施設のインドアまで、文字通り
  ピンポイントでルート案内。

(5)あらゆる移動手段だけでなく、移動に関わる付帯情報(駐車場・EVの
  充電スポットなど)も網羅する。

(6)EVの充電状況に応じた最適ルートを提案。

(7)自動車の混雑情報を踏まえて、シェア自転車を提案するなど最適化。

(8)さらには、MaaSで収集したロケーション情報(交通量・流入量
  など)を活用したサービス
(リテールの出店戦略など)。



 こうしてみると、進化したMaaSでは、街(将来的にはスマートシティー)の様々な情報がリアルタイムで収集される事で、移動にまつわるあらゆるストレスが解消されてゆき、また、移動に関わる様々な無駄が省かれてゆく様子が見えてきます。
 そして、そのようなMaaSで集積した情報それ自体が価値となって、新たなサービスが生まれていくポテンシャルが感じられます。



#COMEMO #NIKKEI

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