『パワポカラオケ』~ゲーム感覚でプレゼンのスキルを磨く~
日経電子版の記事【機知で勝負! 即興プレゼン「パワポカラオケ」】は、決められたテーマに沿ったプレゼンを、ランダムに映されるスライドのイメージに合わせてアドリブで披露する、というゲーム『パワポカラオケ』に関するリポートです。
このゲームは、ゲーム感覚の楽しさで、自然にプレゼンのスキルを身に付けられる、という卓越したポテンシャルを秘めているのではないでしょうか?
▶プレゼンのスキルを磨くツールとしての
『パワポカラオケ』のポテンシャル
(1)『敷居の低さ』・・・パワポカラオケのアプリなどを活用すれば、特別
な準備なく、すぐにも実行できる。
(2)『ゲーム感覚で楽しく』・・・何と言ってもゲームなので、堅苦しく
なく、参加者全員が夢中になれる要素が。
(3)『アドリブに強くなれば発想力が身に付く』・・・次に何が出てくるか
分からないスライドにスピーディーにアドリブで対応する訓練は、
即興力と同時に、プレゼンに大切な発想力を磨いてくれるのでは
ないか。
(4)『質疑応答への耐性力』・・・アドリブで適切に対応するスキルは、
質疑応答への耐性を育ててくれそう。
(5)『意外性で人を引き付ける話術』・・・意表を突いたスライドに対応
することで、意外性のある話術、人を飽きさせない話術、人を引き込む
話術が育たないだろうか。
(6)『次こそは、という気持ちになれる』・・・ゲームなので、勝ち負け、
ミスったか、ウケたかが明確で、今度こそという気持ちになることが、
上達へと繋がる。
(7)『人前で話す訓練』・・・ゲーム感覚で、いつの間にか人前で話すこと
が苦でなくなる、かも。
(8)『短い時間で意見をまとめる』・・・短時間で説得力ある見解を披露
するスキルが身に付きそう。
(9)『テーマに沿った論立て』・・・立論のポイントをスライドに合わせ
て繰り出していく訓練は、説得力のある論の組み立て、例えば
イノベーションのアイデアのポイント(ベネフィット・ニーズ・市場
規模・独自性など)を事前に押さえておくスキルへと繋がるのでは
ないか。
この記事に接するまで『パワポカラオケ』の存在すら知りませんでしたが、どんな研修よりも効果的なプレゼンの訓練になりそうです。