リニューアルの必須項目~「ブレンディ」スティックに学ぶ~
日経電子版の記事【味の素AGF、「ブレンディ」スティックを刷新】では、味の素AGFが主力ブランド「ブレンディ」スティックシリーズを8月20日にリニューアルする旨リポートされています。
さっそく、記事からその内容を整理してみると――
▶「ブレンディ」スティックのリニューアル
① パッケージの背景色を緑に統一し、シリーズ商品だと一目で分かるよう
にする。
② 商品ごとの違いはカップの色で区別する。
③ 試し飲みしやすい2本入りをラインナップに加える。
④ ドイツ拠点の認証団体のサステナビリティー認証「4C」のロゴマークを
アジアで初めて導入する(児童労働・天然資源破壊の禁止等の基準を満た
さなくてはならない)。
一般論として、食品のリニューアルと言えば、味が美味しくなる(うまみが増す、など)というのもありますが、慣れ親しんだ味が変わってしまう、というリスクもあり、慎重さが要求されそうです(今回のリニューアルでは、主力商品カフェオレで、厳選素材を贅沢に使いカフェオレ品質を高めたとのこと)。上記のようなリニューアル項目は、今の時代のリニューアルの基本、必須項目とでも言えそうです。
▶リニューアルの必須項目
①(パッケージ・商品構成などを)分かり易くする。
② お試し・単身などの需要への少量パック対応。
③ サステナビリティ・エシカル消費への対応。
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