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《連続投稿565日目》スモールプレーヤーの勝ちパターン~マツダに学ぶ~
日経電子版の記事【マツダ「弱者の兵法」 人なし金なしでも世界一の技術】では、経営リソースが限られたスモールプレーヤー、小規模自動車メーカーであるマツダが、自動車のエンジン技術で世界トップに上り詰めた、その闘い方がリポートされています。
さっそく記事から、その闘い方、技術開発のメソッドを整理してみると――
▶スモールプレーヤーの開発メソッド
(1)『課題の選択と集中』・・・多数の課題の中から、多くの課題に通じる
共通課題を発見し、または、多くの課題に
応えられる本質的なソリューションを発見
して(=選択)、限られた経営リソース
(技術者・開発費等)を集中する。
(2)『究極の目標』・・・課題を解決した先にある目標に、究極=世界一・
世界初を設定することで、技術者魂を燃やし、
技術者のモチベーションを高める。
(3)『ロードマップ』・・・集中すべき主要課題と目標が定まったら、
ロードマップを描くことで――
① 的を射た効率的な技術開発、
② 限られた経営リソースの集中、
③ ゴールまでの道筋の見える化、
④ 回り道を排して、ゴールに最短で辿り着く
ポテンシャル、
⑤ 開発の進捗状況の現在地の見える化、
⑥ 他社の動向・世間の噂などに惑わされず、
ぶれずに技術開発に集中
――を実現する。
このような、課題の選択と集中⇨ロードマップ⇨究極の目標というメソッドは非常に合理的で、特にスモールプレーヤーの勝ちパターン、開発メソッドとして卓越したポテンシャルを秘めていると言えそうです。
▶選択と集中のメソッド
限られた経営リソース
⇩
主要課題
⇩ ⇩ ⇩
課題 課題 課題
▶やってはいけないメソッド
限られた経営リソース
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
課題 課題 課題 課題 課題 課題
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