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かけっこ練習ノート - 理念とスポーツマンシップ
3月17日(木)
今日はウォーミングアップのドロケイの後、子どもチーム vs 谷のリレーをやりました。
子どもは公園を一人一周走ります。
谷は子どもの数だけ公園を走ります。
低学年で遅れた分を高学年が取り戻すという感じで、レースは一進一退で進みました。
でも最初は元気だった谷も、後半はよれよれ。
結果は子ども達の圧勝。
子ども達もチームメイトへの応援に熱が入っていました。
そんな中、遅れていた子に対して、応援ではなく罵声がとんだ時がありました。
一生懸命にやっている中で否定的な言葉を投げられました。
それを聞いた子は、とても悔しかったと思います。
その子はレースの途中で帰ってしまいました。
レースが終わった後、改めてみんなにダッシュインパクトが大切にしていることを話しました。
足が速い子もいるし、速くない子もいる。
腕力が強い子もいれば、強くない子もいる。
背が高い子もいれば、低い子もいる。
口が達者な子もいれば、そうでない子もいる。
もっているものはそれぞれ平等ではない。
でもみんなお互い対等であろう。
一生懸命にやっている人に、悪口を言うことは、スポーツマンシップにのっとっているでしょうか?
みんな真剣に聞いてくれました。
この事をみんなに話したのは半年以上前です。
その時だけでなく、繰り返し話していくことの大切さを実感しました。
今日の練習は、ジャンプの動きを集中的にトレーニングしました。
その場でのジャンプがしっかりとできる子は、ミニハードルを使って前に跳ぶトレーニングも。
これは上半身の使い方や、空中でのバランスなど、けっこう高度な動きです。
それでも、何度も繰り返すうちに、かなりの人がしっかり前に跳べるようになっていました。
それは、そのまま走りにも出てきます。
最後の50m走でも、きれいに弾みながら走れている子が多くいました。