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かけっこ練習ノート - カーブの走り方
10月21日(木)
今日も、3,4,5,6年生と1,2年生(+年長さん)に分かれて、運動会に向けた練習をしました。
3,4,5,6年生はカーブがポイント
徒競走では、大きく分けて3つの区間に分かれます。
①スタート、②カーブ、③最後の直線、ですね。
このうち、①と③は前回までに練習したので、今日は③のカーブをやりたいと思います。
本能にあらがう
自転車に乗っているときに、カーブの前には必ずスピードを緩めたくなりますよね。
速いスピードでは曲がり切れないと、本能的に感じるからです。
でも、もしスピードを緩めずに曲がろうとするなら、どうすればいいでしょうか。
重心を内側にずらす、つまり自転車を内側に傾けますよね。
(実際の自転車走行では、きちんとブレーキをかけましょう!)
走りでも同じです。
どうしてもカーブでは、本能的にブレーキをかけてしまいます。
でも、そこをぐっとこらえて、体を内側にできるだけ傾ける。
そして、スピードをできるだけ緩めずに走り抜ける。
これができるかどうかで、カーブの速さが大きく違ってきます。
「どのくらい傾ければいいの?」
という質問がありました。
一番いいのは、限界まで傾けて走ってみることだと思います。
そのとき、滑ってこけたら、むしろラッキー。
それが自分の限界だと知れるからです。
滑らないということは、まだまだ自分の限界が見えていないということです。
滑ってしまう角度は、人によって違います。
身長や体重、スピードや筋力が影響するからです。
先週やった、スタートの時に前傾する角度が、人によって異なるのと同じですね。
足先と体の向き
「足の向きを、カーブの内側にすると速くなる!」
と教えてくれた子がいました。
すごい!
高度なワンポイントアドバイス。
ほんの少しですが、接地した時の足先を、少しカーブの内側にむける。
もっと言うと、体も少しカーブの内側に向けると、すごく曲がりやすくなります。
できる子は意識してみるといいかもしれません。
トライ&エラー
みんなで何度も何度も走りました。
カーブは反復練習あるのみです。
トライ&エラーで自分の最適な傾け角度をさぐるのです。
最初はビビッてあまり傾けられなかった子も、少しずつ傾けられるようになっていきました。
P.S. 未だに5,6年生は、自分たちの距離が80mなのか100mなのか議論が分かれています(笑)。
1,2年生(+年長)はカーブなし
徒競走が50mでカーブのない1,2年生は、スタートと最後のピッチアップの復習をしました。
① 「よーい」の合図で、前足に体重をかける
② 「バン!」の合図で、体を前に傾けて、最初の3歩を速く回転させる
③ 後半は、意識的に腕を速く振ってピッチアップを意識する。
高学年も同じですが、この3つが基本です。
これを意識して、何本も直線を走りました。
日が暮れて、「もうおしまーい」となっても、楽しくて何度も何度も走っている子もいました。