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5月5日(日)鈴本演芸場上席昼の部
まめ平 真田小僧
いきなり真打が出てくる。今日は前座も二ツ目も出ない。
紋之助 曲独楽
馬風 男の井戸端会議
最近巨人が強い、大谷翔平がホームランを打ったと喜んでいた。
主任が林家正蔵師なので、その父・林家三平師のエピソードをマクラに。
菊之丞 片棒
おなじみ「サンボウ」のマクラで笑わせる。
「破天荒な弔い」のみ。
橘之助 浮世節
伊勢音頭(替え歌)、老松(古今亭志ん朝出囃子)、序の舞(柳家小さん出囃子)、たぬき。
馬石 たらちね
一朝 鮑のし
「熨斗のポンポン」まで演るが、サゲは「事情があってまくれねえ」
ロケット団 漫才
「しつこく酒をすすめてくるのはアルハラ、しつこくギャンブルをすすめてくるのはミズハラ」はまだうける。
彦いち 長島の満月
大学(国士舘大学)時代、飲み会に出た安田(彦いち師の本名は安田修)は「昔流行ったものあるある」の話にうまく乗れず、自らが育った鹿児島県の離島・長島の思い出に沈んでゆく。時間の関係で途中までだったが、いつの日かサゲまで聴きたい。
ー仲入りー
ダーク広和 奇術
つる子 やかん
疲れを感じさせず、40日間の真打昇進披露興行の勢いそのままに高座にあがる。元気!元気!そして、輝く笑顔。
さん喬 替り目
面と向かっては女房に感謝のことばを伝えられない男のいじらしさ。
楽一 紙切り
大谷翔平を切る。そのうしろでうなだれているのは元通訳。
正蔵 お菊の皿
おなじみ、タイワンザルのジョークで客席の「程度」をはかる。そして怪談が得意だった先代正蔵だった彦六師の思い出をマクラに本題へ。
つる子師では何度か聴いたが、師匠のははじめてかも。あまり装飾を施さない、シンプルな演出。三平のくだりも余計なくすぐりを入れない。何しろ正蔵師が「三平」と言っただけでウケるのだから。
太鼓や三味線も入り、にぎやかな一席でお開きとなった。最前列には小学生の女の子がいて、多くの芸人にイジられていた。いつもより華やかな連休の寄席であった。
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