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【Manageboardの歩き方】タグ編(その1)

こんにちは!株式会社ナレッジラボの小野と申します。

ナレッジラボはクラウド予算管理ツール「Manageboard」を開発・運営している会社です。

このnoteでは、Manageboardの機能紹介をシリーズでお届けしていきます。

今回は、「タグ」についてご紹介します!

※本シリーズは一般企業向けプランの機能紹介となります。

タグとは「分析軸」である

タグはManageboardのリニューアルに伴って新しく搭載された機能です。

タグ=tagとは、日本語では「札」「しおり」などのイメージですが、ここでは、「仕訳に貼り付ける付箋」とご理解いただければと思います。

様々なタグを仕訳に貼り付け、タグごとに数値を集計することで、会計情報を多角的に分析することが可能となります。

タグについてはこちらのnoteでも説明しているのですが、「Manageboardのタグ=分析軸」と言い換えることができます。

Manageboardでは、「部門」も「補助科目」も「取引先」も「品目」もすべて「タグ」という同じ次元の情報として取り扱われます。

会計に詳しい方ほど、「部門」や「補助科目」が同じ次元にあることに違和感を覚えられると思うのですが、上記のnoteでも解説している通り、Manageboardでは、「分析軸」という共通項に着目し、これらの情報を同じ次元で整理しています。

Manageboardでタグとして取り扱われる情報

Manageboardは、マネーフォワードクラウド会計、マネーフォワードクラウド会計Plusおよびfreee会計とのAPI連携に対応していますが、それぞれの会計ソフトから、次の情報をタグとして取得します。

【マネーフォワードクラウド会計】
・部門
・補助科目
・(マネーフォワードクラウド会計上の)タグ*

【マネーフォワードクラウド会計Plus】
・部門
・補助科目
・取引先
・(マネーフォワードクラウド会計Plus上の)タグ*

【freee会計】
・部門
・品目
・取引先
・メモタグ*

* このnote執筆時点では未対応

これらの情報をManageboardに取り込むと、「タグカテゴリ」が登録され、それぞれの部門や補助科目の情報が「タグカテゴリ」内の「タグ」として登録されます。

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結局タグで何ができるのか?

このnoteの執筆時点では、シンプルにいうと「部門別予算管理」ができるようになります。

ただ、これだけでは従来の予算管理ツールと大差がありませんよね。

将来的には、タグにより「勘定科目をドリルダウンして部門別や取引先、品目別の予実比較ができる」ようになったり、「部門×品目のようなクロス集計ができる」ようになります。

これらは、2021年夏頃リリース予定の「詳細計画」機能と組み合わせることによる実現を予定しています。

したがって、このnote執筆時点では、タグを完全な状態で解説することが難しいため、このnoteは(その1)とし、(その2)において、詳細計画と組み合わせた形でのタグの活用方法を紹介させていただきます。

さいごに

今回はManageboardのタグについてご紹介しました。

タグはManageboardの目玉機能の一つであり、タグにより柔軟な多軸分析が可能となります。

詳細計画機能のリリースによって、タグを最大限に活用できるようになりますので、今後のリリースおよびこのnoteの続編にもご期待ください!

(この記事を書いた人)
小野敦志。日米の会計事務所勤務を経て、Big4税理士法人にて国際税務アドバイザリー業務に従事。2020年7月に株式会社ナレッジラボに入社し、現在はManageboardのカスタマーサクセス責任者として、Manageboardの導入支援を統括。米国公認会計士。

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