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旅の記:2023年11月のツアー㉑妙解寺跡<細川家御廟所・北岡自然公園>(熊本県熊本市)

【旅の記:2023年11月のツアー㉑妙解寺跡】

細川家菩提寺である妙解寺は花岡山の裾野にあり、熊本藩初代藩主となった細川忠利の菩提を弔うために寛永19年(1642年)2代藩主光尚が建立した臨済宗の寺院であった。開祖は沢庵和尚となっているが、沢庵は代わって啓室を下向させたという。肥後細川家としては3代の忠利から9代治年、12代斉護が葬られている。
明治の廃仏毀釈で廃寺となり、細川家別邸とされたが、昭和20年(1945年)の空襲で焼失、昭和30年(1955年)に熊本市が寺領を譲り受け現在は北岡自然公園となっている。

経蔵跡
肥後細川家藤孝(幽斎)を初代として三代目で熊本藩初代藩主忠利の御廟
右手に忠利室保寿院御廟
左手は2代藩主光尚御廟
現在、蘇古鶴神社がある場所で鷹狩りをしていると鶴が2羽舞い降りてきたとして、忠利は鶴とゆかりがあるそうです。
肥後細川家3代忠利から9代治年、12代斉護らの墓がありましす。肥後細川家初代藤孝、2代忠興、10代、11代らは泰勝寺(この後行きます)に。

忠利殉死者の墓や、森鴎外「阿部一族」の主人公・阿部与一右衛門の墓があります。

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