旅の記:2023年6月のツアー③関宿(三重県亀山市)
【旅の記:2023年6月のツアー③関宿】
三重から奈良へ。お腹が空いたなと例のごとくカレー屋さんを探してたどりつくと、そこは東海道47番目の宿場町・関宿でした。国の重要伝統的建造物保存地区に選定(昭和61年)されていて、江戸から明治期にかけての町屋が約200件も並び、全長1.8㎞にわたり古い街並みが保たれています。東の追分から伊勢街道、西の追分からは大和街道が分岐していて、古代から交通の要衝とされ、壬申の乱の頃特に重視された美濃の不破関、敦賀の愛発関と並び鈴鹿関として三国之関の一つに数えられた。
天正年間(16世紀末)に伊勢国領主だった関盛信が道路を改修し、慶長6年(1601年)徳川家康が行った宿場制度によって東海道47番目の宿場町になり本格的に整備されたことで、江戸時代は大いに賑わったそうです。
戦後、街並み保存の機運が高まって昭和55年(1980年)に「街並み保存会」が結成されて、「関町関宿伝統的建造物保存条例」が制定された。
1.8㎞も続く宿場町ですから、もっとたくさん見どころがあるようです。が、時間の関係もあり奈良へ向かうのでした。ぜひまたゆっくり来たいですねー!
カレーは街道沿いにあります古民家カフェ・エンでいただきました。野菜たっぷり、おいしかったです。
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