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旅の記:2023年7月のツアー②湯谷神社(山梨県甲府市)

【2023年7月のツアー②湯谷神社】

甲府のライブハウスの裏手に神社があったのでご紹介。こちらは湯谷神社といい、防火の神様・秋葉権現と大宮さん、湯村温泉郷の守り神・湯谷大権現を祀る神社です。慶長6年(1601年)の検地帳には載っており、それ以前からある神社で、天保2年(1831年)に大火があり、駿河の秋葉さんを移し、火伏の神としたと伝わるそうです。
こちらには2つ伝説がるようで、一つは「鷲の湯の伝説」で、その昔一羽の鷲が何度も何度も萱の中に出たり入ったりしていたが、一週間でいなくなった。村人たちが不思議がってその場所を調べる白煙が立つところがあり、そこを掘ると温泉が出た!という伝説。もう一つは「湯権現の伝説」で、昔鳥居手前の鷲の湯の入り口に杉の大木がった。大晦日夜12時から朝6時までは湯の神が入浴するので、人は入ってはいけないとされていたが、それを無視して入った男がいた。翌朝その男は大木にはりつけになって死んでいたという。。ダメなことはやらない方がいいですね!
また武田氏家臣で後に徳川家康に仕え、湯村温泉郷を開いた大野主水も祀られています。大野主水は家康直属の家臣である四奉行のひとりとして活躍したそうです。慶長2年(1597年)には近くに湯権現を祀る当社を守るべく湯谷山松元寺を建てています。
今回はお寺をお参りする時間も、お湯につかる時間はなく、、夜走りで長野へ!



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