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社労士試験合格へのベンチマーク(労基及び安衛関係)

 私は資格試験の勉強をしている時に、ここまで勉強すれば必ず合格できるという目印があればなぁと思っていました。
 しかし、実際はそんなもの存在しません。
 試験開始までの限られた時間の中で最大限の努力をする、これのみです。

 一方で、冷静に考えて勉強時間を掛けすぎるのもどうかと思っていました。
 なぜなら、資格試験というのは時間を投下すればするほど、自ずと合格に近づくからです。その近づく歩幅が何センチなのかは、個々の理解力や記憶力、勉強の質に左右されますが、既に合格ラインに達しているのにも関わらず、さらに時間を掛けて細かい論点に手を出すのは如何かとも思います。これは、試験に対する価値観の問題でもありますが、合格が十分に見込めるのであれば、試験勉強に場外ホームランを打ちに行く必要はないと考えています。

 話を戻しますが、大体の受験生は、合格ラインに達しているかどうかの物差しとして、「時間」と「得点力」、この2つをベースに判断されていると思います。
 「時間」については、社労士試験であれば、800~1,000時間が勉強時間の目安とされていますので、ご自身で勉強時間を記録していればすぐに分かると思います。
 一方で、「得点力」については、模試を中心とした把握になろうかと思いますが、各予備校の模試は、早くても5月頃の実施となり、結果が分かるとなると6月以降になります。
 その為、試験直前期でもある3ヶ月前までは、ご自身の「得点力」の把握がしにくく、また、各予備校の模試が開始される時期以降になると、労働一般の統計問題や法改正論点の対策など、得点力の低い弱点科目を把握できていても対策する時間がないというケースも出てきます。

 そこで、今回は、私の過去問や問題集(みんなが欲しかった!社労士合格のツボ、出る順社労士選択式徹底対策問題集)の正答率及び確答率公開し、試験直前の得点力を公開します。
 また、令和6年度試験に実際取った点数も併せて公開しますので、得点力に対する実績として、このぐらいの正答率や確答率でこのぐらいの点数が取れるという目安(ベンチマーク)にして頂ければと思います。
 なお、私は問題を解くときに、次のように「○」、「△」、「×」の3つに分けて記録をしていました。
 「○」肢の誤り箇所を正しい内容に修正出来るレベルの問題
 「△」根拠無く正誤を判断した結果、正解だった問題
 「×」不正解の問題
 正答率は「○+△」の割合、確答率は「○」のみの割合となりますのでご理解ください。
※%:小数点第2位四捨五入
※正答率及び確答率:最終回の正答等で判断(3周した問題であれば3週目の正答率で判断)

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