良い編集者とはどんな存在だろうか?
先日、とあるイベントに参加し「編集者とは何か」について
考える機会があった。
そもそもだが、編集は雑誌やWEBメディアの編集と、
書籍やマンガの編集では微妙に役割が異なる。
つまり、メディアの編集は「広める」ことが主な仕事だが、
書籍やマンガは「形作る」ことが主な仕事である。
ただ、両者の違いはあれど、どちらにも共通するのは
やはり「好奇心の強さ」ではないだろうか。
そして、「相手に対するリスペクト」だと思う。
自分が本気で面白いと思ったものだからこそ、
人は人に広めたいと思うわけだし、
本気で面白いと思うからこそ、もっと続きが知りたくなる。
そして、自分が相対する人や物にリスペクトし、
決して独りよがりにならないよう、相手をよく見て想像し接する。
自身で多くのヒット作をプロデュースしてきた編集ほど、
これらのことを大切にしていると感じた。
自分はまだ編集として実績があるわけではないが、
多くを学んできた身として、このことだけは忘れないようにしたい。
いつかチャンスをつかむまでは、気持ちだけでも
高く持って日々精進するのみ。明日からまた頑張ろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?