退会(解約)理由をお伺いするときの文章例
個人事業主や小規模経営者の事務サポート・秘書・SNS運用代行をしていますオンライン秘書あつみです。
サブスクリプションサービスが増え解約の際のアンケートを作成することも事務サポートの仕事のひとつにあります。
今後のサービスに活かしたい「解約理由」
解約理由を今後のサービスに活かして満足していただけるサービスを提供したいですよね。
「もしよろしければ解約の理由をお聞かせください」
と聞かれることがとても多いです。
よくアンケートでも使われるフレーズです。でも、私がモヤっとしているのが「もしよろしければ」という言葉。
決して間違いではないし正しい使い方なんだけど、「嫌だ」と答えたくなってしまう…
「もしよろしければ」「差し支えなければ」「恐れ入りますが」の違い
「もしよろしければ」も依頼を伝える時のクッション言葉のひとつですが、「差し支えなければ」よりもやや依頼するニュアンスが弱く相手が断りやすい言葉です。
「差し支えなければ」
が、都合が悪くないならばお願いしたいという意味なのに対して、
「もしよろしければ」
は、相手がそれをよいと思ったならそうして欲しいという意味。
「差し支えなければ」は「もし支障がなければ」「都合が悪くなければ」という意味で相手には依頼を断る選択肢があることを表現できより丁寧な印象を相手に与えることができます。
「差し支えなければ」と同じように何かを依頼する際に使うクッション言葉に「恐れ入りますが」のフレーズがありますが、こちらは相手に断られたくない場合に使います。
「恐れ入りますが、アンケートへの協力をお願いします」
基本、相手は断れない
「差し支えなければ、アンケートへの協力をお願いします」
相手は断る選択肢を持つ
理由をお伺いしたいときの例文
「差し支えなければ、ご退会の理由をお聞かせください。」
「差し支えなければ、ご解約の理由を教えていただけますか?」
「もしよろしければ」
「差し支えなければ」
「恐れ入りますが」
それぞれの違いを理解して状況に合わせて使い分けをしたいですね。