マリオン先生、Happy Birthday!
昨日はマリオン先生のバースデイギグでした。土曜日は大雪で、日曜日はドカ雪がたっぷり残っていましたが、オープンマイクで歌った後、そのままMezzrowというダウンタウンのジャズクラブへ直行。
雪かき大変だっただろうな~、ご苦労様です!外から地下の入口に入ります。MEZZROWはSMALLSというジャズクラブの姉妹店。こちらの方がシンガーの出演が多いかな?
今日のバンドのメンバーとして、ベースは植田典子さん!マリオン先生がずっとお世話になっていてありがとうございます!結構ベースをフューチャーした曲を演奏なさったので、私はとってもうれしかったんだけど、後で典子さんとお話したら、「いつものことだけど、マリオン急にいうからさ〜(失笑)、でもマリオンは話が面白いから一緒にやって楽しいよね~」と。うすうす気づいていたけど、リハなしのぶっつけ本番、やっぱりジャズなバンド。MCで盛り上がっている間に、ピアニストに次の曲のキーとかちゃんと教えてあげて、典子さんがミュージックディレクターと呼ばれているのが納得。マリオン先生の側にはこういう誰か一人ちゃんとオーガナイズしてあげる人が必要なんだよね。
御年93歳、シーラジョーダン先生がお一人で来られてびっくり。こんな雪が積もっているマイナス10度くらいの夜、足元も悪いのに、ちゃんと自分一人でクラブまで来るってすごくない?私は本当に頭が上がらない。少しでも今日マリオンのギグじゃなかったら、早く帰るのになあ思った私、大反省。
シーラ先生は60歳過ぎまで、秘書の仕事をつづけながら、音楽を続けてこられた方。シングルマザーとしてデュークジョーダンさんとの間の愛娘を育ててるのに生活の安定が必要だったということ。チャーリーパーカーに君は素晴らしい耳を持っている!と褒められ、ジャズの世界にのめりこんだシーラ先生は若いころ薬物中毒を克服、いまや生きるジャズのレジェンドとして存在そのものが私たちシンガーを勇気づけてくださるし、このジャズという音楽のおかげて私は長生きなのよと!ペプシ大好き、マクドナルドも大好き!と公言なさっていてなんともたくましい。もちろんシーラ先生はクラブの中ではたくさんの人に囲まれて、帰りはお知り合いのシンガーの方と一緒に車で帰られたので、ほっ。
息子のA.C.リンカーン君はタップダンサー。一緒に演奏している姿を見るとほんと立派な息子に育ったね~と、近所のおばさんの一人な気分。ずっとずっと昔、マリオン先生のワークショップの時にアレックス(A.C. Lincoln)とエミリー(Emliy King)が遊びに来ては、お父さんに歌いなさいと言われても二人ともとってもシャイで、いやいやながら歌っていたのがほんとうそのよう。
2セット目も残って、マリオン先生とバンドの演奏を楽しみまくりました。ジャズのいろんな話が聞けて、みんなで大笑い、楽しかった~やっぱりいい音楽を聴くと本当に刺激になるね。私なんかさ、もうコロナにもかかったことだし、寒い寒いと言わずにもっと出かけなくては!
マリオン先生が、クラブに来ているシンガーの名前を呼んで、私の名前もフルネームで呼んで下さって、ジーンときました。
あなた方に出会えて本当に幸せです。ありがとうございます!